面接の短所は、一覧から近いタイプを選び、エピソードと改善行動をセットで話すのが正解です。性格面・行動面20個ずつの言い換え例文と、深掘り質問にも崩れない答え方、避けたいNG回答までまとめて紹介します。
面接で使える短所一覧【結論】性格面・行動面から選ぶ
結論|短所は「一覧から選ぶ→エピソードを足す→改善行動を添える」の3ステップ
面接で好印象につながる短所の答え方は、①一覧から自分に近い短所を選ぶ、②その短所が表れた具体的な場面を一つ添える、③現在取り組んでいる改善行動で締める、という3ステップです。短所そのものを隠すのではなく、向き合い方を話すことが評価につながります。
- ①一覧から自分に近い短所を一つ選ぶ
- ②その短所が表れた具体的な場面を一つ添える
- ③現在取り組んでいる改善行動で締める
性格面の短所一覧20選
自分の性格に近いものを選び、応募先の職種や場面に合わせて言い回しを調整してください。
| 短所 | 言い換え・フォロー文 |
|---|---|
| 人に頼るのが苦手 | 頼れば早く済むことも、自分で抱え込んで時間をかけてしまうことがあります。 |
| 白黒つけたがる | 曖昧な状態が続くと落ち着かず、結論を急いでしまうことがあります。 |
| 恥ずかしがり屋 | 大勢の前で発言するとき、言葉が詰まってしまうことがあります。 |
| 熱中しすぎる | 一つの作業に集中しすぎて、周囲への確認が後回しになることがあります。 |
| 甘えん坊 | 頼れる人がいると、つい頼りすぎてしまうことがあります。 |
| 意地っ張り | 一度言ったことを引っ込めにくく、意見を変えるまでに時間がかかることがあります。 |
| 天然なところがある | 場の空気を読み違え、発言のタイミングがずれることがあります。 |
| 不器用 | 要領よく立ち回るのが苦手で、人より時間がかかることがあります。 |
| 気が早い | 結論を急ぎすぎて、確認が不十分なまま動いてしまうことがあります。 |
| ネガティブに考えやすい | 悪い結果を先に想像し、行動が慎重になりすぎることがあります。 |
| 楽観的すぎる | 大丈夫だろうと考え、リスクの想定が甘くなることがあります。 |
| 見栄を張りやすい | できないことを一人で抱え込んでしまうことがあります。 |
| 人の顔色をうかがいやすい | 相手の反応を気にしすぎて、自分の意見を後回しにすることがあります。 |
| 遠慮しがち | 言いたいことがあっても、伝えるタイミングを逃してしまうことがあります。 |
| 気を遣いすぎる | 周囲への配慮を優先しすぎて、自分の作業が後回しになることがあります。 |
| プライドが高い | 助けを求めるタイミングが遅れることがあります。 |
| 熱しやすく冷めやすい | 新しいことへの興味は強い一方、継続する工夫が必要だと感じています。 |
| 疑い深い | 物事を慎重に確かめすぎて、判断に時間がかかることがあります。 |
| 負けを認めるのが苦手 | 意見が通らないと、気持ちの切り替えに時間がかかることがあります。 |
| 人に厳しくなりやすい | 自分にも他人にも高い基準を求め、指摘が厳しくなることがあります。 |
行動面の短所一覧20選
性格ではなく行動のクセから短所を探したい場合は、こちらの一覧が選びやすくなっています。
| 短所 | 言い換え・フォロー文 |
|---|---|
| 声が小さくなりがち | 緊張する場面で声のトーンが下がり、聞き返されることがあります。 |
| 整理整頓が苦手 | 必要な資料を探すのに時間がかかることがあります。 |
| 準備に時間をかけすぎる | 完成度を求めるあまり、着手が遅れることがあります。 |
| 複数の作業を同時に進めるのが苦手 | 一つずつ丁寧に進めたい分、並行作業に時間がかかることがあります。 |
| 発言まで時間がかかる | 考えをまとめてから話すため、テンポが遅れることがあります。 |
| 計画を立てずに動いてしまう | 勢いで着手し、後から手順を見直すことがあります。 |
| 頼まれごとを断れない | 仕事を抱えすぎて、スケジュールが詰まることがあります。 |
| 一人で抱え込みやすい | 相談するタイミングが遅れ、対応が後手に回ることがあります。 |
| 確認作業に時間をかけすぎる | ミスを避けたい気持ちが強く、見直しに時間がかかることがあります。 |
| スピードより丁寧さを優先しやすい | 期限ぎりぎりまで作業を続けてしまうことがあります。 |
| 新しい環境に慣れるまで時間がかかる | 最初の数日は本来のペースを出しにくいことがあります。 |
| 予定変更への対応が苦手 | 急な変更に気持ちの切り替えが追いつかないことがあります。 |
| 準備が整うまで動き出せない | 情報が揃うまで着手を待ち、スタートが遅れることがあります。 |
| とっさに意見を言葉にできない | 質問されてから答えるまで、間が空いてしまうことがあります。 |
| 予定を詰め込みすぎる | 余裕のないスケジュールを組み、後半に負荷が集中することがあります。 |
| 目の前のことに集中しすぎる | 周囲の状況への気づきが遅れることがあります。 |
| スケジュール管理が苦手 | タスクの優先順位づけに時間がかかることがあります。 |
| 人前で話すのが苦手 | 大人数の場では、本来のペースで話しにくいことがあります。 |
| 決めた手順にこだわりすぎる | 状況に応じた柔軟な対応が遅れることがあります。 |
| 過去の失敗を引きずりやすい | 同じ場面で慎重になりすぎることがあります。 |
一覧の言葉をそのまま話すより、実際のエピソードを一つ添えると説得力が増します

面接官が短所を聞く本当の理由
面接官は短所そのものの内容よりも、応募者が自分をどう捉え、どう向き合っているかを確認しています。短所を隠さず話せるかどうかも、評価の対象になっています。
採用担当者はここを見ている
- 自己認識力:自分の性格や行動のクセを客観的に言葉にできているか
- 職種との相性:業務に致命的な支障を与える短所を選んでいないか
- 改善への姿勢:短所を自覚したうえで、具体的な対策を続けているか
「短所は特にありません」という回答は、自己分析ができていない印象や、正直に話していない印象につながりやすくなります。短所を一つ選び、向き合い方まで話すほうが評価は安定します。
短所の伝え方は「結論→エピソード→改善行動」の3ステップ|話す時間の目安
履歴書の短所欄は文字数の制限がありますが、面接では30秒〜1分程度で話しきる長さが目安です。結論を一言で言い切り、場面を一つ添え、改善行動で締めるだけで、この長さに自然と収まります。
- 結論:「私の短所は〇〇なところです」と一言で言い切る
- エピソード:いつ・どこで・どんな場面でその短所が表れたかを一つ話す
- 改善行動:現在取り組んでいる工夫を一言添える
声が小さくなりがちの場合
良い例文
私の短所は、緊張する場面で声が小さくなりやすいところです。前職の接客業で、混雑時に指示の声が届かず、確認のやり取りが増えてしまった経験があります。現在は要点を先に一言で伝えてから詳細を補足する話し方を意識しており、聞き返される回数が減ってきました。
NG例
私の短所は声が小さいところです。人前で話すのが苦手です。直していきたいと思います。この書き方では、具体的な改善行動が見えず、弱みの説明だけで終わってしまいます。
採用担当者はここを見ている
- 声の小ささが「話し方の工夫」につながっているか
- 弱みを自覚したうえで、練習や対策を続けているか
白黒つけたがるの場合
良い例文
私の短所は、物事の白黒をはっきりさせたくなるところです。学生時代のアルバイトで、マニュアルにない対応を求められた際に判断に迷い、結論を急いでしまったことがありました。現在は判断がつかないときほど一度立ち止まり、周囲に確認してから動くことを意識しています。
NG例
私の短所は白黒つけたがるところです。曖昧なことが苦手です。この書き方では、具体的な場面や改善行動がなく、抽象的な説明で終わってしまいます。
採用担当者はここを見ている
- 白黒つけたい性格が「判断の速さ」につながっているか
- 曖昧な状況でも一度立ち止まる工夫ができているか
状況別|短所の選び方(新卒・転職・アルバイト/パート)
同じ短所でも、応募する立場によって選ぶエピソードは変わります。新卒・転職・アルバイト/パートの3つの状況に分けて紹介します。
新卒の場合
実務経験がない分、部活動やサークル、アルバイトなど学生生活の中から具体的な場面を選びます。短所は、入社後の成長意欲につながる話し方にすると前向きな印象になります。書類を準備する場合は新卒用の履歴書テンプレートもあわせて確認しておくと安心です。
転職の場合
前職での具体的な業務エピソードと結びつけると説得力が増します。短所によって困った場面より、短所にどう対処してきたかを中心に話すと、実務での再現性が伝わります。書類は転職用の履歴書テンプレートを参考にしてください。
アルバイト・パートの場合
短所を長く説明するより、シフトや接客など実際の業務に即した一言で十分です。アルバイト用の履歴書テンプレートやパート用の履歴書テンプレートもあわせて確認しておくとスムーズです。
短所が見つからないときの3つの探し方
一覧を見ても自分に近いものが見つからない場合は、次の3つの方法で整理してみてください。
- ①長所を書き出し、行き過ぎたときの姿を想像する(例:慎重→白黒つけたがる)
- ②周囲の人に「一緒に過ごしていて気になる点」を聞いてみる
- ③過去に受けた指摘や、うまくいかなかった場面を書き出し、共通点を探す
性格タイプから探したい場合は、あわせて性格別の一覧も確認すると自分に近いタイプが見つけやすくなります。
深掘り質問にも崩れない答え方
一覧からそのまま丸暗記した回答は、深掘り質問で簡単に見抜かれます。面接官は最初の回答を聞いたあと、もう一段掘り下げた質問を重ねてくることがほとんどです。
- 「具体的にはどんな場面で困りましたか」→ エピソードを状況・行動・結果の順にもう一段細かく話す
- 「その短所で周囲に迷惑をかけたことはありますか」→ 実際の場面と、そこからの改善行動をセットで話す
- 「入社後、具体的にどう向き合いますか」→ 応募先の業務を一つ挙げ、その場面に当てはめて答える
採用担当者はここを見ている
- 一覧の言葉をそのまま話しているだけか、自分のエピソードに落とし込めているか
- 長所として話した内容と矛盾していないか(自己分析の一貫性)
対策としては、選んだ短所を声に出して30秒〜1分で説明できるか、事前に練習しておくことが有効です。書ける内容と話せる内容にはギャップが生まれやすいため、口頭練習をした人ほど深掘りに強くなります。

面接で避けたい短所のNG回答例
短所の内容や話し方によっては、意図せずマイナス評価につながることがあります。次のパターンには注意してください。
- 「短所はありません」と答える:自己分析ができていない、または正直に話していない印象につながります
- 業務に致命的な短所を選ぶ:経理職で「数字が苦手」など、応募先の業務に直結する短所は避けます
- 改善行動のない説明で終わる:弱みの説明だけで終わると、向き合う姿勢が伝わりません
- 短所を長々と説明する:1分を超える長さになると、要点が伝わりにくくなります
まとめ
- 短所は一覧から選び、エピソードと改善行動をセットで30秒〜1分にまとめて話す
- 性格面・行動面それぞれの一覧から、自分に近いものを選べる
- 丸暗記した回答は深掘り質問で見抜かれるため、口頭練習で自分の言葉にしておく
自分に近い短所を一つ選び、実際のエピソードと改善行動を添えるだけで、面接での答え方は整理しやすくなります。

面接の短所一覧に関するよくある質問
- 面接で短所はいくつ話せばいいですか?
-
一つに絞るのが基本です。複数の短所を並べると、一つひとつの説得力が薄まり、深掘りされたときに答えに詰まりやすくなります。
- 短所と長所の内容が矛盾しないか不安です
-
同じ性質の裏表として説明すると自然につながります。たとえば長所で「丁寧」を挙げた場合、短所では「確認作業に時間をかけすぎることがある」のように、行動レベルでのつながりを示すと一貫性が生まれます。
- 短所を話す時間はどのくらいが目安ですか?
-
30秒〜1分程度が目安です。結論を一言で言い切り、場面を一つ添え、改善行動で締める構成にすると、この長さに自然と収まります。
- 一覧の言葉をそのまま話しても大丈夫ですか?
-
言葉だけを丸暗記すると、深掘り質問で答えに詰まりやすくなります。一覧はきっかけとして使い、自分の経験に基づいたエピソードと改善行動を必ず添えてください。

