「土日どちらか休みたい」場合は、平日の出勤日数を多めに示したうえで「土日はいずれか1日の勤務を希望します」と肯定形で書くのが正解です。この記事では状況別の例文と、採用担当者が本人希望欄で実際に確認しているポイント、評価を下げるNG表現までまとめて解説します。
「土日どちらか休みたい」場合の結論と書き方【例文あり】
結論:平日の出勤可否を先に示してから希望を伝える
「土日は休みたい」とだけ書くと、採用担当者には「完全に土日出勤できない人」と誤読されるリスクがあります。先に「平日は問題なく出勤できる」ことを伝え、そのうえで土日についてはどちらか1日の勤務を希望する、という順番で書くのがポイントです。
この順番にするだけで、同じ内容でも「シフトに協力的な人」という印象に変わります。以下、状況別に具体的な例文を紹介します。
シンプルに「どちらか1日」を希望する場合の例文
良い例文
平日は勤務可能です。土曜・日曜はいずれか1日の勤務を希望いたしますが、そのほかの条件につきましては貴社の規定に従います。
NG例
土日はどちらか休みたいです。理由も範囲も示されておらず、単なる希望の押し付けに見えるため改善が必要です。
採用担当者はここを見ている
- 「いずれか1日」が固定曜日なのか、週によって変わるのかが伝わるか
- 平日の出勤可否が先に示されており、シフト全体の見通しが立てやすいか
曜日を指定したい場合(例:土曜は可、日曜は不可)の例文
「どちらでもいいので1日休みたい」ではなく、特定の曜日を優先したい場合は、曜日を明確に書いたほうが採用担当者もシフトを組みやすくなります。
良い例文
土曜日は終日勤務可能です。日曜日は家庭の用事のため、お休みをいただけますと幸いです。急な出勤対応が必要な場合は事前にご相談させていただきます。
NG例
日曜日は絶対に休みます。「絶対」という強い言葉と、理由が書かれていない点が印象を悪くする要因です。
隔週なら土日両方対応できる場合の例文
「毎週」ではなく「隔週なら土日フルで対応できる」という柔軟な条件がある場合は、その柔軟性こそが好印象につながる材料になります。
良い例文
隔週であれば土日ともに終日勤務可能です。それ以外の週は土日いずれか1日の勤務を希望いたします。詳細はご相談のうえ調整いたします。
アルバイト用の書式に合わせて欄の位置を確認したい場合は、アルバイト用の履歴書テンプレートを参考にすると本人希望欄の位置や余白の使い方がわかりやすくなります。
なぜ「土日どちらか」の希望を書いても評価が下がらないのか
「中途半端な希望を書くと、フルで土日に入れる人より不利になるのでは」と感じる方は少なくありません。しかし採用担当者の視点では、条件を事前に伝えてくれる応募者のほうが、入社後のシフトトラブルが少なく扱いやすいと評価されます。
逆に何も書かずに採用され、入社後に「実は日曜は難しい」と申告するほうが、現場にとってはよほど負担になります。書類の段階で条件を整理して伝えることは、マイナスではなくむしろ信頼材料になります。
採用担当者はここを見ている
- 希望の理由に納得感があるか(学業・家庭の事情など)
- 「どちらか1日」以外の部分で協力できる姿勢が示されているか
- 強い断定表現ではなく、相談の余地を残した書き方になっているか
本人希望欄そのものの基本的な書き方から確認したい場合は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

採用担当者が「シフトを組みやすい」と感じる書き方のコツ
多くの応募者が失敗するのは、「休みたい日」だけを書いて「働ける日」を書かないことです。休みの希望を伝えること自体は問題ではありませんが、「できる範囲」とセットで書かないと、制約ばかりが目立つ希望欄になってしまいます。
同じ「土日どちらか休みたい」でも、次のような差が生まれます。
| 書き方 | 採用担当者の受け取り方 |
|---|---|
| 土日はどちらか休みたいです | 制約だけが伝わり、シフトの穴が心配になる |
| 平日は問題なく勤務可能です。土日はいずれか1日の勤務を希望します | できる範囲が明確で、シフトを組む見通しが立てやすい |
| 土日はどちらか1日、応相談で調整可能です | 柔軟性が伝わり、優先的に検討したくなる |
希望を「絶対条件」と「応相談」に分けて書くのも有効です。たとえば「日曜は固定で休みたいが、土曜は月1〜2回であれば出勤できる」というように、譲れる部分と譲れない部分を分けて書くと、採用担当者にとって調整の選択肢が増えます。
【状況別】土日どちらか休みたいときの例文
自分の状況に近い例文を参考に、実際の曜日や理由に置き換えて使ってください。
学生(授業・部活がある)の場合
良い例文
平日は放課後(16時以降)に勤務可能です。土曜日はサークル活動があるため、日曜日の勤務を優先的に希望いたします。土曜日も出勤できる週は事前にご連絡いたします。
主婦(夫)・パート勤務の場合
良い例文
平日(月〜金)は9時〜16時で勤務可能です。土曜日は子どもの学校行事が入ることが多いため、日曜日を優先的に勤務希望とさせていただきます。土曜日の出勤可否は前月末にご連絡いたします。
掛け持ちバイトがある場合
良い例文
現在、別のアルバイトで日曜日に勤務しているため、土曜日を中心に勤務を希望いたします。平日は週3〜4日程度、柔軟に対応可能です。
パート勤務での応募を検討している場合は、パート用の履歴書テンプレートを使うと、勤務条件欄がより書きやすい書式になっています。
状況別の休み希望をさらに幅広く確認したい場合は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

評価を下げてしまうNG表現と改善のポイント
「土日どちらか休みたい」という希望自体は珍しいものではありません。評価を下げるのは、伝え方に問題があるケースがほとんどです。
- 理由を書かない:「土日はどちらか休みたい」とだけ書くと、単なるわがままに見えます
- 強い断定表現を使う:「絶対」「必ず」といった言葉は、融通の利かない印象を与えます
- できる範囲を書かない:休みたい日だけを書くと、シフトの穴を心配されます
- 希望を詰め込みすぎる:曜日・時間帯・勤務日数まで細かく条件を並べると、対応が難しい人物と判断されます
改善のコツは、条件を「絶対に譲れないもの」1つに絞り、それ以外は「貴社の規定に従います」で締めることです。伝える内容を減らすほど、採用担当者にとっては判断しやすい書類になります。
NG表現をシフト希望全般でさらに確認したい場合は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

面接で理由を聞かれたときの答え方
履歴書に書いた希望について、面接で理由を確認されることがあります。このとき慌てて謝ったり、条件を撤回したりする必要はありません。
- 履歴書に書いた理由を、そのまま一言で説明できるよう準備しておく
- 「基本的には調整できます」など、口頭では書類より一歩踏み込んだ柔軟性を伝える
- 「わがままを言ってすみません」と過剰に謝罪しない。状況を落ち着いて説明すれば十分
面接で聞かれたら「土曜は〇〇のため難しいのですが、日曜は問題なく出勤できます。急な人手不足の際はご相談ください」のように、書類の内容を補足する形で答えると、誠実さと柔軟性の両方が伝わります。
厚生労働省の様式に近い書式で提出したい場合は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートを、JIS規格の書式で揃えたい場合はJIS規格に沿った履歴書テンプレートを活用してください。
まとめ
- 「土日どちらか休みたい」は、平日の出勤可否を先に示してから肯定形で書くのが正解
- 曜日を指定したい場合は、理由を添えたうえで「お休みをいただけますと幸いです」と書く
- 希望は「絶対条件」と「応相談」に分け、詰め込みすぎないことが評価を下げないコツ
- 面接で理由を聞かれたら、書類の内容を補足する形で落ち着いて答える
本人希望欄は、入社前に条件をすり合わせるための場所です。土日どちらか休みたいという希望も、書き方さえ整えれば選考の妨げにはなりません。
バイトの土日休み希望に関するよくある質問
- 「土日どちらか休みたい」と書くと不採用になりやすいですか?
-
書き方が適切であれば、この希望だけを理由に不採用になることはほとんどありません。平日の出勤可否を先に示し、理由と柔軟性を添えて肯定形で書けば、シフトに協力的な応募者として受け取られます。ただし土日フル出勤が絶対条件の求人では、条件が合わないと判断される場合があります。
- どちらの曜日が休みか決まっていない場合はどう書けばいいですか?
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曜日が固定できない場合は「土日はいずれか1日の勤務を希望いたします」と書き、詳細は「事前にご相談させていただきます」と添えれば問題ありません。無理に曜日を決めて書く必要はありません。
- 理由は必ず書かないといけませんか?
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必須ではありませんが、理由を一言添えるだけで採用担当者の納得感が大きく変わります。学業・家庭の事情・掛け持ちなど、簡潔な一言で構いません。理由が書きにくい場合は「都合により」という表現でも十分です。
- 面接で「土日フルで入れますか」と聞かれたらどう答えればいいですか?
-
履歴書に書いた内容を基準に、正直に答えて問題ありません。「基本的には日曜を希望していますが、繁忙期など必要な場合はご相談のうえ調整可能です」のように、条件と柔軟性の両方を伝えると印象が良くなります。

