デューダ(doda)の職務経歴書は、Word・Excelのテンプレートをダウンロードする方法と、レジュメビルダーで自動作成する方法の2通りで用意できます。どちらを選ぶかで作業時間も仕上がりも変わります。この記事では2つの使い分けの基準、そのまま使える職務要約の記載例、提出時のファイル形式まで採用担当者の視点でまとめました。
デューダの職務経歴書は2通りで用意できる【結論と選び方】
結論:10分で仕上げるならレジュメビルダー、体裁を作り込むならテンプレート
デューダには職務経歴書を用意する手段が2つあります。応募締切が迫っていて手を動かす時間がないなら、会員登録だけで使えるレジュメビルダーが早いです。自分の実績を細かく配置したい、表組みを職種に合わせて変えたいという場合は、Word・Excelのテンプレートを落として編集するほうが自由がききます。
| 比較項目 | テンプレート(Word・Excel) | レジュメビルダー |
|---|---|---|
| 会員登録 | 不要でダウンロードできる | doda会員登録が必要 |
| 作成時間の目安 | 1〜2時間(内容を自分で考える) | 10分前後(設問に答える形式) |
| 出力形式 | Word・Excel | Word・PDF |
| レイアウトの自由度 | 高い(行や表を自分で調整) | 決まった型に沿う |
| 職種別サンプル | 133職種分のサンプルあり | 入力欄ごとに職種別の入力例が出る |
| 向いている人 | 書きたい実績が固まっている人 | 何から書けばいいか分からない人 |
迷ったときは、レジュメビルダーで骨格を作り、ダウンロードしたWordファイルを自分で仕上げるという併用が現実的です。ゼロから白紙に向き合う負担がなくなり、なおかつ文章は自分の言葉に置き換えられます。
そのまま使える職務要約の記載例
どちらの方法で作る場合も、最初に書くのは書類の冒頭に置く職務要約です。ここで読み進めてもらえるかが決まるため、250文字前後で経験年数・担当領域・実績を並べます。
良い例文
建材メーカーの法人営業として6年間、施工会社および商社への新規開拓と既存顧客のフォローを担当してまいりました。担当エリアの年間売上目標を4年連続で達成し、直近2年は後輩3名の育成も兼務しております。現場の要望を仕様に落とし込む提案経験を、貴社の建築資材の法人営業で活かしたいと考えております。
NG例
2019年に株式会社◯◯に入社し、営業部に配属されました。以来、日々の業務に真面目に取り組んでまいりました。責任感が強く、人との関係構築を得意としています。入社年と性格の話だけで、担当規模も実績の数字もありません。これでは他の応募者との違いが読み取れず、詳細まで読んでもらえません。
採用担当者はここを見ている
- 冒頭1〜2行で、募集職種に必要な経験を持っているかが分かるか
- 経験年数・担当規模・実績のいずれかが数字で示されているか
- 性格や意欲の話が要約に混ざり、経歴が見えにくくなっていないか
職務経歴書テンプレートのダウンロード手順と3形式の選び方
デューダのテンプレートは、逆編年体形式・編年体形式・キャリア形式の3種類がWord・Excelで公開されています。加えて職種・業種別に133種類のサンプルが用意されており、自分の職種に近いものを開けば、記載すべき項目の抜けを防げます。
逆編年体・編年体・キャリア形式の使い分け
| 形式 | 書き方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 逆編年体形式 | 直近の職歴から過去へさかのぼって記載 | 転職者の大半。直近の実績を先に読ませたい人 |
| 編年体形式 | 古い職歴から時系列順に記載 | 社会人経験が浅い人、同職種で積み上げてきた人 |
| キャリア形式 | 職務・分野ごとに整理して記載 | 転職回数が多い人、複数分野を横断してきた人 |
形式で迷ったら逆編年体を選んでください。採用担当者が最も読み慣れている並びで、今できることが書類の上部に来るため、短時間で内容を拾ってもらえます。3形式の細かな違いは営業の職務経歴書テンプレートのように職種別のひな型を見比べると掴みやすくなります。
ダウンロードから提出までの流れ
- 応募先の職種に近いサンプルを選び、Word(またはExcel)形式で保存する
- 会社概要・在籍期間・業務内容を先に埋め、事実の枠組みを固める
- 職務要約と実績欄に数字を入れ、応募先の求人票の言葉に寄せる
- A4で1〜2枚に収まっているか、印刷プレビューで確認する
- PDFに変換し、レイアウトが崩れていないか開いて確かめる
事務職なら事務の職務経歴書テンプレート、開発職ならエンジニアの職務経歴書テンプレートのように、項目立てが職種に合ったひな型から着手すると書き直しが減ります。
レジュメビルダーで職務経歴書を作る3ステップ
レジュメビルダーはdodaの会員登録をすれば無料で使える自動作成ツールです。白紙のWordに向かうのではなく、画面の設問に答えていく形式で職務経歴書が組み上がります。入力欄ごとに職種別の入力例とアドバイスが表示されるため、文章の型を探す時間がかかりません。
STEP1〜3で入力する内容
- STEP1 職務経歴:会社名・入社年月・退職年月・担当業務など、事実にあたる項目を埋める
- STEP2 スキル:業務で使ったツール・資格・専門知識を選択と入力で登録する
- STEP3 自己PR:強みと、それを裏づける具体的なエピソードを記入する
テンプレートは職務経歴ごとにまとめる型と、プロジェクトごとにまとめる型の2種類から選べます。入力した内容は保存後も何度でも編集できるので、応募先が変わるたびに強調する実績を入れ替えてください。完成した書類はWord・PDFのどちらでもダウンロードでき、そのまま応募に使えます。スマートフォンにも対応しているため、パソコンが手元になくても下書きは進められます。
画面が動かない・ダウンロードできないときの対処
「入力した内容が反映されない」「ダウンロードボタンを押しても保存されない」という不具合は、利用環境が原因であるケースがほとんどです。
- 推奨環境(Windows 11のEdge・Chrome、iOSのSafari、AndroidのChrome)で開き直す
- シークレットモード・プライベートブラウズを解除する
- ブラウザのキャッシュとCookieを削除してから再度ログインする
- すべてのステップの入力が完了しているか確認する(未完了だと出力できません)
入力例をそのまま使うと落ちる理由
便利なツールほど、出てきた文章をそのまま提出したくなります。ただし入力例は多くの応募者が同じ画面で目にしているものです。数字も固有名詞も入っていない状態で提出すると、経歴の輪郭がぼやけます。
NG例
営業として顧客対応や提案業務に従事し、幅広い業務に取り組んでまいりました。「幅広い」「取り組んだ」だけでは成果の大きさが伝わりません。入力例の言い回しを残したまま提出すると、他の応募者と区別がつかない書類になります。
良い例文(NG例を書き換えたもの)
法人営業として3年間、月平均15社の新規開拓を担当しました。提案資料の構成を見直したことで商談から成約までの期間を平均2週間短縮し、担当エリアの売上を前年比120%まで伸ばしています。
ツールが作るのは骨格までです。数字と自分だけのエピソードは手で足すという使い分けを前提にしてください。同種のツールの注意点は、あわせて次の記事でも整理しています。

デューダへの提出手順とファイル形式の正解
アップロードの流れ
作成した書類は、会員専用ページの「職務経歴書・写真アップロード」から登録します。「新規ファイルをアップロード」を押してファイルを選び、アップロードを実行すると、ボタンの上にファイル名が表示されて完了です。内容を直したいときは、修正したファイルを再度アップロードすれば差し替えられます。
PDFとWord、どちらで出すか
提出形式で迷ったらPDFが無難です。Wordのまま送るとバージョンの違いでレイアウトが崩れ、意図した体裁で表示されないことがあります。ハイクラス向けのdoda Xでは提出書類の形式がPDFのみ、容量10MB以下、ファイル名は拡張子を含めて64文字以内と定められています。応募先の企業から「Word形式で」と指定された場合のみ、その指示に従ってください。
採用担当者はここを見ている
- ファイル名が「職務経歴書_氏名.pdf」のように誰の書類か一目で分かる形になっているか
- 登録済みのWeb履歴書と、提出したファイルの内容が食い違っていないか
- A4で1〜2枚に収まっているか(3枚を超えると読み飛ばされやすくなります)
公的機関の様式に近い体裁で作りたい場合は、ハローワーク用の職務経歴書テンプレートも選択肢に入ります。
書類選考で落ちる職務経歴書の共通点|採用担当者が見る3点
デューダのエージェントサービス経由で応募する場合、キャリアアドバイザーが必要に応じて書類のアドバイスをします。ただし添削だけを依頼することはできないため、まずは自分で通過する形に整えておくことが前提になります。落ちる書類には共通点があります。
| 落ちるパターン | 直し方 |
|---|---|
| どの企業にも同じ書類を送っている | 求人票のキーワードに合わせて、前に出す実績を入れ替える |
| 担当業務の羅列で終わっている | 「何を担当したか」の後ろに「どうなったか」を1文足す |
| テンプレートの記入例が残っている | 提出前に括弧書き・サンプル文言を全文検索して消す |
実績を数字で出しにくい職種の場合
良い例文(営業事務・数値目標がない場合)
営業事務として4年間、見積書・契約書の作成と受発注管理を担当してまいりました。月間およそ300件の処理を、提出期限の遅延ゼロで運用しています。処理件数と期限遵守という形で規模と正確性を示すことで、売上目標がない職種でも仕事の輪郭が伝わります。
売上に直結しない職種でも、担当件数・対応人数・期間といった数字は必ず存在します。実績欄の書き方に迷ったときは、職種別の例文を並べて自分の業務に近い表現を探すのが早道です。

社会人経験が浅い場合
在籍年数が1〜3年でも、職務経歴書は成立します。実績の大きさではなく、任された範囲と身につけた基礎を具体的に書くほうが、採用担当者には現実的な戦力として映ります。

まとめ
- デューダの職務経歴書は、Word・Excelテンプレートとレジュメビルダーの2通りで用意できる
- 時間がないならビルダーで骨格を作り、ダウンロードしたWordを自分の言葉で仕上げる
- 形式は逆編年体が基本。転職回数が多い場合のみキャリア形式を検討する
- 提出はPDFが無難。A4で1〜2枚、ファイル名に氏名を入れる
- 入力例をそのまま残さず、担当件数や期間などの数字を必ず足す
職務経歴書は一度作れば終わりという書類ではありません。応募先ごとに前に出す実績を入れ替えれば、同じ経歴でも読まれ方は変わります。
デューダの職務経歴書に関するよくある質問
- デューダの職務経歴書テンプレートは会員登録なしでも使えますか?
-
Word・Excelのテンプレートは登録なしでダウンロードできます。一方、設問に答えて自動作成するレジュメビルダーはdodaの会員登録が必要です。どちらも料金はかかりません。
- レジュメビルダーで作った書類はあとから編集できますか?
-
編集できます。入力内容は保存され、何度でも書き換えたうえでWord・PDF形式に出力し直せます。応募先が変わるたびに、強調する実績を入れ替えて出力するのが実務的な使い方です。
- 職務経歴書の添削だけをお願いすることはできますか?
-
添削のみを依頼することはできません。エージェントサービスを通じて求人に応募する際に、キャリアアドバイザーが必要に応じて書類のアドバイスをする形になります。まずは自分で一通り書き上げてから相談してください。
- 職務経歴書は何枚にまとめるのが適切ですか?
-
A4で1〜2枚が目安です。経歴が長い場合でも3枚以内に収めてください。枚数が増えそうなときは、応募先と関連の薄い古い職歴を「会社名・在籍期間・役職」だけに圧縮し、直近の実績に文字数を寄せると読みやすくなります。

