履歴書の記入日は、書類を作成した日ではなく企業へ提出する日を書くのが正解です。郵送なら投函日、持参なら面接当日、メールなら送信日を記入日欄に書きます。西暦と和暦はどちらでもよく、学歴・職歴・資格まで同じ表記に揃えます。空欄のまま出すと未完成に見えるので、記入日だけは提出直前に書き込みます。2026年なら「2026年9月10日」または「令和8年9月10日」と、年・月・日を略さず書きます。
記入日欄の書き方
結論
右上の記入日は、履歴書が自分の手元を離れる日です。作成した日を書くと、提出までに間が空いた書類に見えます。採用担当者は「いつの時点の情報か」を日付で確認します。古い日付のまま別の会社へ出すと、使い回しを疑われます。
「記入日」という言葉から、書き終えた日をそのまま書いてしまう人が多いのですが、これは誤りです。記入日欄は「記入した日」ではなく「相手に届く日」を示す欄として扱われています。
| 提出方法 | 書く日付 | 記入するタイミング |
|---|---|---|
| 郵送 | ポスト投函日、または窓口持込日 | 投函の直前 |
| 面接で手渡し | 面接当日 | 家を出る直前 |
| メール・アップロード | 送信日または送信操作の日 | 送信の直前 |
記載例
良い書き方
西暦で揃える場合 2026年9月10日
和暦で揃える場合 令和8年9月10日
NG例
2026/9/10 2026.9.10 R8.9.10 令和八年九月十日
スラッシュとドットは略式です。RやHの略も履歴書には使いません。横書きでは漢数字より算用数字のほうが読めます。
採用担当者はここを見ている
- 記入日が提出日とずれていないか(使い回しに見えないか)
- 職務経歴書・送付状と同じ日付か
- 生年月日や学歴の年号と西暦・和暦が混ざっていないか
記入日以外の基本情報と一緒に整えたいときは、転職用の履歴書テンプレートで右上の記入日欄の位置を確認してから、本文を先に埋めてください。
提出方法別の記入日
郵送は投函日
ポストに入れる日、または郵便局の窓口へ持ち込む日を書きます。到着日ではありません。消印有効の指定がある求人では、集荷後の投函になると翌日の消印になることがあります。締切当日は窓口へ持っていくほうがずれません。
郵送する封筒の裏面左上にも、履歴書と同じ記入日を書きます。書類と封筒で日付が違うと、いつ出したかが分からなくなります。
持参は面接当日
面接で渡すなら、面接日を家を出る直前に記入します。日程が前日に変わると、先に書いた日付を直すために一枚書き直すことになります。新卒の会社説明会で回収される場合も、渡す当日です。新卒用の履歴書テンプレートで本文だけ先に作り、記入日欄は空のまま持っていくと対応しやすいです。
メールとWebは送信日
添付して送る日、または採用サイトへアップロードする日を書きます。同じファイルを別の会社へ出すときは、送信のたびに記入日を更新します。ファイル名だけ変えて日付を残すと、前回の提出日が残ります。
良い書き方(提出直前)
本文は8月に作成。9月10日に投函するなら、右上は2026年9月10日。職務経歴書と送付状も同じ日。
NG例
作成した8月1日のまま封入し、職務経歴書だけ9月10日になっている。
セットで出した書類の記入日が分かれると、どれが最新か判断できません。記入日は全書類を最後にまとめて書きます。

西暦と和暦の選び方
厚生労働省の標準的な履歴書様式例にも、西暦か和暦かの指定はありません。指定がなければどちらでもよく、1枚の中で混ぜないことが条件です。記入日欄を令和、学歴を2020年、資格を平成、という書き方は読み手が年を変換し直すことになります。
迷ったときの選び方
- 応募先から指定がある:指定に従う
- 指定なしで職歴が長い:西暦のほうが年の間隔を数えやすい
- 和暦で書く:元号は略さず、元年は「1年」にしない
2019年は4月30日まで平成31年、5月1日から令和元年です。入学・卒業の月がまたぐときは、実際の日付で元号を分けます。用紙の年号欄が和暦向きでも、西暦で揃えて問題ありません。JIS規格の履歴書テンプレートでも、全欄を同じ表記にそろえてください。
良い書き方(和暦で統一)
記入日 令和8年9月10日
生年月日 平成8年4月2日(満30歳)
学歴 平成27年3月 〇〇大学〇〇学部 卒業
NG例
記入日 令和8年9月10日
生年月日 1996年4月2日
学歴 2015年3月 卒業
右上だけ和暦、本文だけ西暦です。採用担当者は年齢と卒業年を頭の中で変換し直すことになります。

空欄・提出後に気づいたとき
記入日欄を空のまま出すと、未完成の書類に見えます。「後で書けばよい」と思って封入し、投函したあとに気づくパターンが多いです。防ぐ方法は単純で、記入日以外を先に完成させ、提出動作の直前にだけ書くことです。
空欄のまま出してしまったとき
面接の予定があるなら、その場で詫びて記入日を入れた副本を渡します。郵送やメールだけで選考が進む場合は、担当者へ短い連絡を入れ、差し替えてよいか確認します。独断で2通目を送り付けると、どちらを正本にするか迷わせます。
良い例文(空欄に気づいたとき)
○月○日に応募いたしました山田太郎です。提出した履歴書の記入日欄が空欄になっておりました。提出日は2026年9月10日です。差し替えをお送りしてもよろしいでしょうか。
提出後の日付ずれ
投函日と記入日が1〜2日ずれる程度なら、多くの会社は問題にしません。作成日のまま1か月古い、締切より後の日付になっている、ほかの書類と年が違う、といったずれは連絡します。小さなずれを長文で弁解すると、かえってミスが目立ちます。
記入日を間違えたときの直し方
提出前なら書き直しが基本です。修正液と修正テープは使いません。指定の原本しかなく、書き直す用紙がないときだけ、誤りの記入日に二重線を引き、近くに正しい日付を書いて訂正印を押します。
| 気づいた時点 | 対応 |
|---|---|
| 印刷前 | データを直して印刷する |
| 手書き後・封入前 | 新しい用紙に書き直す |
| 提出後(1〜2日のずれ) | 連絡せず、面接で聞かれたら訂正する |
| 提出後(空欄・大幅なずれ) | 担当者に連絡し、差し替えの可否を確認する |
NG例
記入日の「9」を修正テープで消して「10」と上書きした。
正式な応募書類に修正跡が残ります。記入日だけのために一枚書き直したほうが、ほかの欄の印象も守られます。

記入日に関するよくある質問
- 履歴書の記入日は記入した日と提出日のどちらですか
-
提出日です。書いた日ではありません。郵送は投函日、持参は面接日、メールは送信日を記入日欄に書いてください。
- 記入日は西暦と和暦のどちらが多いですか
-
どちらでも通る書き方です。多い少ないより、履歴書・職務経歴書・送付状で表記を揃えることが先です。
- 記入日欄を空欄のまま出してもいいですか
-
空欄は未完成に見えます。提出直前に年・月・日を略さず書いてください。出してしまったら、面接か短い連絡で提出日を伝えます。
- 提出後に記入日のずれに気づいたら連絡しますか
-
1〜2日のずれなら、多くの場合はそのままで問題になりません。空欄や1か月以上のずれ、書類間の不一致は担当者へ確認します。
まとめ
- 記入日欄は作成日ではなく提出日(手元を離れる日)
- 郵送は投函日、持参は面接日、メールは送信日
- 西暦か和暦かは指定がなければ自由。全欄と他書類で統一する
- 空欄のまま出さない。記入日だけ提出直前に書く
- 提出前の誤りは書き直し。提出後の大きなずれは差し替えを確認する
記入日は提出日、年号は全欄で統一、空欄は提出直前に埋める。この3点で記入日欄は終わります。

