MENU
履歴書・職務経歴書作成ツール:サクレキ

経営層・役員の職務経歴書の書き方|職務要約と実績の見せ方を徹底解説

経営層・役員の職務経歴書の書き方|職務要約と実績の見せ方を徹底解説

経営層・役員の職務経歴書は、職務要約で実績を数値と裁量の大きさで先出しすることが結論です。「経営に携わった」という言葉だけでは、採用担当者やヘッドハンターに実力は伝わりません。取締役や執行役員など肩書きごとの書き方の違いと、書類選考を通過させる実績の見せ方を例文とあわせて解説します。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で職務経歴書を作成 ▶

目次

経営層・役員の職務経歴書の書き方と例文【結論】

結論:職務要約で価値を先出しし、実績は数値と裁量の大きさで示す

経営層・役員の職務経歴書でまず読まれるのは、冒頭の職務要約です。ここで「どの規模の組織を」「どこまでの権限で」「どんな結果に導いたか」を200〜300文字程度で提示できるかどうかが、その先を読み進めてもらえるかを左右します。

一般社員や管理職の職務経歴書であれば担当業務の丁寧な列挙が評価されますが、経営層・役員の場合は逆です。細かい実務よりも、意思決定の範囲と結果責任を明確にすることが優先されます。

職務要約に盛り込む4要素

  • 役職と在任期間:いつからいつまで、どの肩書きで在籍したか
  • 管掌範囲:担当した事業・部門・従業員数の規模
  • 決裁権限:単独で決裁できたのか、取締役会決議が必要だったのか
  • 主要な成果:売上・利益・組織規模の変化を数値で1〜2点

【取締役の場合】職務経歴書の記載例

取締役として在籍していた場合は、担当領域と意思決定への関与度を明確にした職務要約が効果的です。

良い例文

2018年より取締役営業本部長として、法人営業部門(従業員45名)の経営を管掌。就任時に売上高32億円だった部門を、3年間で48億円まで成長させ、取締役会にて新規事業への投資判断にも参画。2023年6月、事業再編に伴い退任。

NG例

2018年に取締役に就任し、営業本部の経営全般に携わりました。組織をまとめ、会社の成長に貢献しました。数値も期間も権限の範囲も書かれていないため、実力の大きさが採用担当者に伝わりません。

採用担当者はここを見ている

  • 就任前後の数値を比較できる書き方になっているか
  • 取締役会での役割(議決権の有無・提案の実績)が読み取れるか
  • 退任理由が事業都合か本人都合か、不自然さなく記載されているか

【執行役員の場合】職務経歴書の記載例

執行役員は会社法上の役員ではなく、雇用契約に基づく従業員という位置づけです。そのため取締役以上に「どこまでの権限を委譲されていたか」を具体的に書く必要があります。

良い例文

2020年4月、執行役員人事本部長に就任。取締役会の決定した人員計画に基づき、採用・評価制度の設計から実行までの決裁権限を委譲され、3年間で従業員エンゲージメントスコアを62点から78点へ改善。人件費の適正化にも貢献し、部門コストを年間4,200万円削減。

NG例

執行役員として人事全般を統括し、組織の活性化に努めました。「執行役員」を「取締役」と誤記したり、委譲された権限の範囲を書かないと、応募先が実態を正しく評価できません。

採用担当者はここを見ている

  • 肩書きが会社法上の「役員」か、契約上の「従業員」かを正確に区別しているか
  • 委譲された決裁権限の範囲が具体的か
  • 成果が本人の意思決定によるものか、チームの成果かが読み取れるか

経営層・役員が職務経歴書で必ず押さえるべき基本項目

職務要約(サマリー)の書き方

職務要約は3〜5行、200〜300文字程度が目安です。長くなりがちな経営層のキャリアを詰め込みすぎると、かえって要点がぼやけます。応募先が公開している募集要項を読み、先方が求める経験を最初の1〜2文に配置することを意識してください。

就任・退任年月の書き方

役員は雇用契約ではなく委任契約で就任するため、社員時代とは別に「就任」「退任」の年月を明記します。同一企業で社員から役員に昇格した場合も、昇格のタイミングを区切って書くことで、経歴の伸び方が伝わりやすくなります。

時期記載内容
入社時株式会社〇〇 入社(部署・役職)
昇格時2020年4月 執行役員〇〇本部長 就任
退任時2023年6月 執行役員 退任(理由を簡潔に)

取締役・執行役員・監査役の正しい書き分け

取締役・監査役は株主総会で選任される会社法上の「役員」ですが、執行役員は法律上の役員ではなく、会社と雇用契約を結ぶ従業員です。この違いを職務経歴書で曖昧にすると、経営への関与度を誤解されるおそれがあります。

肩書き法律上の位置づけ職務経歴書での書き方のポイント
取締役会社法上の役員(株主総会で選任)取締役会での議決権・提案実績を明記
監査役会社法上の役員(株主総会で選任)監査した範囲・指摘事項の改善実績を明記
執行役員会社法上は従業員(雇用契約)委譲された決裁権限の範囲を具体的に明記
スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で職務経歴書を作成 ▶

「経営をしていました」で終わらせない実績の翻訳術

「経営に携わった」という一文だけでは、採用担当者は何が評価に値するのか判断できません。経営という抽象的な経験を、他社でも再現できる具体的なスキルに分解して書くことが、書類選考を突破する鍵になります。

抽象的な経歴を「再現可能なスキル」に分解する方法

たとえば「赤字事業の立て直しに関わった」という経歴なら、何を分析し、どんな手を打ち、どの指標がどう改善したのかまで書き出します。

良い例文

赤字が続いていた地方事業所(従業員28名)の責任者に着任。固定費の内訳を精査したうえで不採算店舗を2拠点撤退させ、残る店舗の人員配置を見直し、着任1年半で営業利益率をマイナス3.2%からプラス5.1%まで改善した。

NG例

赤字だった事業の立て直しを主導し、経営を軌道に乗せました。「何を」「どうやって」「どれだけ」がすべて省かれているため、同じ状況を再現できる人材かどうか判断できません。

よくある抽象表現と翻訳例

  • 「M&Aに携わった」→買収先の選定基準、デューデリジェンスでの担当範囲、統合後のシナジー効果(数値)
  • 「新規事業を立ち上げた」→市場調査から撤退基準の設定まで誰が意思決定したか、投資回収までの期間
  • 「組織を牽引した」→対象人数、離職率や生産性など変化を示す指標
スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で職務経歴書を作成 ▶

採用担当者・ヘッドハンターが見ている経営層の職務経歴書のポイント

定量的な経営インパクトの示し方

経営層の実績は、売上や利益だけでなく、組織規模・従業員満足度・取引先数など複数の指標で示すと説得力が増します。1つの数値に頼らず、着任前後の比較で語ることを意識してください。

組織文化への配慮を示す姿勢

実行力の強さだけを前面に出すと、応募先の社風と合わないと判断されることがあります。既存メンバーとの対話を経て変革を進めた経験も、経営インパクトと同じくらい重視されるポイントです。

採用担当者はここを見ている

  • 数値の裏にある意思決定のプロセスが説明できているか
  • トップダウンだけでなく、現場を巻き込んだ進め方ができているか
  • 前職への配慮を欠いた表現(前任者批判など)がないか

状況別の職務経歴書の書き方

事業再生・M&A経験がある場合

事業再生やM&Aを主導した経験は、経営層としての即戦力性を強く示せる材料です。着任時の状態、実行した施策、完了までの期間を時系列で整理して書くと伝わりやすくなります。経営企画部門としての実務経験が中心だった方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

財務・経理出身で経営層を目指す場合

CFOなど財務・経理出身で経営層のポジションを目指す場合は、資金調達・予算管理・監査対応など専門性の高い実績を、経営インパクトに変換して書くことが重要です。基本のフォーマットは経理の職務経歴書テンプレートを土台にすると整理しやすくなります。

複数社の役員を歴任している場合

複数社で役員を務めた経歴がある場合は、すべてを均等に書くのではなく、応募先の業界・規模に近い経験を厚く書くことが重要です。ハローワーク用の職務経歴書テンプレートの基本フォーマットに沿って整理すると、複数社の経歴も読みやすくまとまります。

執行役員から取締役を目指す場合

執行役員から取締役への昇格を目指す場合は、経営会議での提案実績や、取締役会に近い立場でどこまで意思決定に関与したかを具体的に書きます。人事領域からのキャリアであれば人事の職務経歴書テンプレートの書き方も参考になります。

営業領域からのキャリアで役員を目指す場合は、売上・利益への貢献に加え、育成した人材の実績も評価対象です。営業の職務経歴書テンプレートを参考に、実績の見せ方を整理してみてください。管理職からのキャリアの積み上げ方を見直したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。

職務経歴書とあわせて履歴書の準備が必要な場合、役員としての経歴を履歴書にどう反映させるかで迷う方も少なくありません。履歴書側の書き方は以下で解説しています。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で職務経歴書を作成 ▶

まとめ

  • 職務要約で管掌範囲・決裁権限・成果を200〜300文字にまとめ、先に価値を提示する
  • 取締役・執行役員・監査役の法的な違いを踏まえ、権限の範囲を正確に書く
  • 「経営に携わった」で終わらせず、再現可能なスキルへ具体的に翻訳する
  • 数値の実績だけでなく、組織文化への配慮を示す記述も加える

経営層・役員としてのキャリアは長く複雑になりがちですが、応募先が求める視点に絞って書き直すことで、書類選考の通過率は大きく変わります。

経営層・役員の職務経歴書に関するよくある質問

職務経歴書は何ページにまとめればよいですか?

経営層・役員の場合は2〜3枚程度が目安です。在籍企業が多く情報量が多くなりやすいため、応募先に関連度の低い経験は簡潔にまとめ、重要な実績にページを割り振ってください。

在任中の企業名は伏せるべきですか?

ヘッドハンター経由の非公開求人など、守秘義務がある場合を除き、企業名は明記するのが基本です。伏せる必要がある場合は「大手〇〇業界企業」のように業界・規模がわかる形で表現してください。

退任理由はどこまで詳しく書くべきですか?

「事業再編に伴う退任」「任期満了」など、事実に基づき一言で簡潔に書けば十分です。詳しい経緯は面接で聞かれた際に説明できるよう準備しておきましょう。

役員経験がないまま経営層のポジションに応募する場合はどう書けばよいですか?

管理職として経営層に近い立場で担った意思決定や、経営会議への提案実績を具体的に書き、経営視点で物事を捉えてきたことを示してください。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

履歴書・職務経歴書をスマホ・パソコンから無料で作成!テンプレート・フォーマットをPDFダウンロード・コンビニ印刷も可能。看護師、ITエンジニア、施工管理、営業職の履歴書・職務経歴書作成ならサクレキ

厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147

利用規約

プライバシーポリシー

運営会社情報

運営者情報

商号株式会社レクリー
URLhttps://recree.jobree.co.jp/
設立年月日2019年11月14日
代表者湯川大志
事業内容人材サービス事業、ウェブメディア事業
所在地〒171-0033 東京都豊島区高田3-5-14 サイテックビル4階
資本金6,000,000円(資本準備金含む)
許可厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業(13-ユ-312147)

>>運営者情報の詳細はこちら

目次