封筒裏の住所は、左下に縦書きで都道府県からマンション名・部屋番号まで省略せずに書くのが正解です。数字は漢数字を使い、氏名は住所より一回り大きく書くと差出人の印象が整います。実家の住所と今住んでいる住所が違う場合や、社員寮・シェアハウスに住んでいる場合の判断基準まで、封筒裏の書き方を位置ごとに整理します。
封筒裏の住所の書き方【結論】
結論:左下に縦書き、都道府県からマンション名まで省略しない
履歴書の封筒裏に書く住所は、封筒左下に縦書きで、都道府県からマンション名・部屋番号まで省略せず書くのが基本です。表面が縦書きなら裏面も縦書きに揃え、書字方向を統一します。
住所の下か横には氏名を書き、投函する場合はさらに日付を添えます。郵便番号は住所の頭に「〒」付きで書き、枠がある封筒は枠内に収めます。
記載例
良い例文
〒154-0001
東京都世田谷区池尻二丁目三番四号 〇〇マンション502号室
佐藤花子
NG例
東京都世田谷区池尻2-3-4
佐藤花子
マンション名を省略し、番地をハイフンでまとめて書いている点がNGです。集合住宅名が抜けると返送時に届かないリスクがあり、採用担当者への印象も雑になります。
表面の宛名や敬称の使い分けもあわせて確認しておくと、封筒全体の書き方に抜けがなくなります。

省略すると評価が下がる理由|採用担当者はここを見ている
封筒裏の住所を省略する人が後を絶たないのは、表面の宛名ほど注目されないと考えているためです。しかし採用担当者は開封する前に、差出人欄へ先に目を通します。マンション名や部屋番号が抜けていると、それだけで書類全体が雑という印象につながりかねません。
採用担当者はここを見ている
- 差出人住所が完全で、返送時に確実に届く情報になっているか
- 表面の宛名と書字方向が揃っているか(縦書きと横書きの混在は目につきやすい)
- 字の上手さより、省略の有無で几帳面さを判断している
縦書き・横書きの使い分けと数字表記のルール
縦書きの場合の漢数字表記
和封筒を縦書きで統一する場合、住所の数字は漢数字に置き換えます。「2-3-4」ではなく「二丁目三番四号」と書き、部屋番号も「502号室」のように号数まで書きます。0は「〇」を使い、読みやすさを優先して十の位や百の位も省略しません。
横書き封筒(洋形・角形A4号)の場合
洋形封筒や横書きで統一する角形A4号を使う場合は、住所も算用数字のままで問題ありません。表面が横書きなら裏面も横書きに揃え、差出人情報は封筒下部の中央か左下にまとめます。
| 項目 | 縦書き封筒(和封筒) | 横書き封筒(洋形) |
|---|---|---|
| 数字の表記 | 漢数字 | 算用数字 |
| 差出人の位置 | 裏面左下 | 裏面下部中央または左下 |
| 郵便番号 | 枠内に横書き | 枠内に横書き |
| 適した用途 | 履歴書全般で最も一般的 | 角形A4号など横型封筒を使うとき |
住所と一緒に書く氏名・投函日・封字の位置
封筒裏に書くのは住所だけではありません。氏名・投函日・封字(〆)まで含めて一つの情報としてまとめます。住所の下か横に氏名を書き、住所より一回り大きな文字にすると差出人が読み取りやすくなります。
- 投函日:左上に和暦か西暦で書く。作成日ではなく実際に出す日を書く
- 氏名:住所の下か横に、住所よりやや大きい文字で書く
- 封字:のり付け後、乾いてから閉じ口の中央に「〆」を書く
電話番号を裏面に加える必要はありません。氏名と住所がそろっていれば、届かなかった場合の返送先としては十分です。裏面に電話番号を書きたい場合の位置は、別記事で位置と縦書きの例をまとめています。

封筒裏を書き終えたら、中に入れる履歴書自体の欄も整っているか確認しておくと安心です。厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートなら、欄の過不足を気にせず封筒に収められます。
状況別の書き方
実家の住所と今住んでいる住所が違うとき
住民票を移していない一人暮らしの場合でも、封筒裏には実際に郵便物を受け取れる今の住所を書きます。実家住所を書くと、企業からの返送物や連絡書類が実家に届いてしまい、確認が遅れる原因になります。
転職活動で複数社に送る場合も、書く住所は毎回同じ現住所で統一します。転職用の履歴書テンプレートで本文側の住所欄も同じ表記に揃えておくと、封筒と中身で住所が食い違う事態を防げます。
社員寮・シェアハウスに住んでいるとき
社員寮やシェアハウスに住んでいる場合は、建物名・号室に加えて自分の氏名を大きめに書きます。表札に自分の名前が出ていない共同住宅ほど、氏名の記載が返送物を受け取れるかを左右します。
新卒で寮生活をしながら就職活動をしている場合は、新卒用の履歴書テンプレートの現住所欄にも同じ寮の住所を書き、封筒裏との表記ずれをなくします。
手渡しするなら住所は省略していい?
面接や受付で手渡しする場合、封筒表面の企業住所は書きませんが、裏面の差出人住所は郵送時と同じように書きます。誰の書類かをその場で確認できるようにするためです。
アルバイトの面接に持参する場合も同様です。アルバイト用の履歴書テンプレートと封筒をセットで用意しておけば、当日になって住所の書き忘れに気づく心配がありません。
封筒表裏の書き方を通しでもう一度確認したい場合は、以下の記事に表面の宛名例や切手の位置までまとめています。

まとめ
- 封筒裏の住所は左下に縦書きで、都道府県からマンション名・部屋番号まで省略しない
- 縦書きなら漢数字、横書き封筒なら算用数字で表記を統一する
- 氏名は住所より一回り大きく、投函日と封字(〆)もあわせて書く
- 実家と現住所が違う場合や寮生活の場合も、実際に受け取れる住所を書く
裏面の一文字まで、採用担当者は開封前から見ています。投函前にもう一度、封筒表面の書き方とあわせて確認してください。
封筒裏の住所に関するよくある質問
- 封筒裏の住所は横書きでもいいですか?
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表面を横書きで統一しているなら裏面も横書きに揃えます。縦書きの封筒に住所だけ横書きで書くと方向が乱れて見えるため、表裏どちらかに統一します。
- 実家の住所と今住んでいる住所が違う場合はどちらを書きますか?
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実際に郵便物を受け取れる、今住んでいる住所を書きます。住民票を移していない場合でも、連絡が確実に届く住所を優先します。
- 封筒裏に電話番号も書いた方がいいですか?
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氏名と住所が書いてあれば返送先としては十分で、電話番号の記載は必須ではありません。書く場合の位置や向きは別記事で解説しています。
- 封筒裏の住所を書き間違えたらどうすればいいですか?
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修正液や二重線での訂正は使わず、新しい封筒に書き直します。書き損じた封筒は下書き用として使い、清書は別の封筒に行います。

