履歴書のコンビニ印刷は、USBメモリを挿すだけで完了します。ただし対応していないファイル形式やUSBのフォーマット形式のままだと、店頭で認識されず印刷できないことがあります。この記事ではセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートそれぞれの操作手順と、認識されないときの原因別の対処法、印刷前に確認すべき注意点までまとめます。
履歴書のコンビニ印刷はUSBメモリが正解|結論と基本手順
結論:USBを挿すだけで印刷できる。ただし2つの条件がある
セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートのマルチコピー機はいずれもUSBメモリからの直接印刷に対応しています。スマホの専用アプリに登録する手間がなく、USBを挿してその場で操作するだけで印刷できるのが最大の利点です。
ただし誰でも無条件に印刷できるわけではありません。印刷できるかどうかは、次の2つの条件で決まります。
- ファイル形式:PDF・JPEG・TIFFなど対応形式であること(Word・Excelは非対応)
- USBのフォーマット形式:店舗のコピー機が読み込める形式であること
この2条件については後半の「認識されない・印刷できない時の原因と対処法」で詳しく解説します。まずは店舗ごとの基本的な操作手順を確認してください。
【店舗別】USBメモリでの印刷手順(セブン-イレブン/ローソン・ファミリーマート)
セブン-イレブンでの操作手順
- マルチコピー機で「プリント」を選び、「普通紙プリント」を選択する
- 静電気除去マットに触れてからUSBメモリをスロットに挿し、「セット確認」をタッチする
- 履歴書のファイルを選び、用紙サイズ・カラーモード(白黒)・部数を設定する
- 硬貨またはnanacoで料金を支払い、「プリントスタート」をタッチする
- 「メディアを取り出す」をタッチしてからUSBメモリを取り外す
ローソン・ファミリーマートでの操作手順
- マルチコピー機のトップ画面で「写真」または「プリント」から「USBメモリー」を選択する
- USBメモリをスロットに挿入し、認識されるまで待つ
- フォルダから履歴書のファイルを選び、用紙サイズ・白黒設定・部数を確認する
- 料金を投入し、プリントを実行する
- 画面の指示に従ってUSBメモリを取り外す
印刷にかかる料金の目安
| 用紙サイズ | 白黒 | カラー |
|---|---|---|
| A4 | 20円 | 60円 |
| A3 | 20円 | 100円 |
| B4・B5 | 20円 | 60円 |
セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート共通の目安(2026年8月時点・普通紙1枚あたり)。店舗や機種で変わる場合があります
履歴書は本文が白黒で問題ないため、A4・A3いずれも20円で印刷できます。証明写真のデータを履歴書PDFに埋め込んでいる場合のみ、カラー印刷を検討してください。
NG例
用紙サイズを「自動選択」のままにして印刷する。A4で作成したデータがB5や別サイズに縮小されて出力されることがあります。設定画面では用紙サイズを必ず手動で選択してください。
USBメモリが認識されない・印刷できない時の原因と対処法
USBメモリを挿しても反応がない、ファイルが表示されないというトラブルは、原因を切り分ければ多くの場合その場で解決できます。よくある3つの原因を順番に確認してください。
原因①:ファイル形式が対応していない(Word・Excelのまま)
コンビニのマルチコピー機はPDF・JPEG・TIFFなどの形式には対応していますが、Word・Excelファイルは直接読み込めません。履歴書をWordで作成した場合は、印刷前にPDFへ変換しておく必要があります。
- Wordの場合:「ファイル」→「名前を付けて保存」→ファイル形式で「PDF」を選択
- Excelの場合:「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」
原因②:USBのフォーマット形式がNTFS・HFS+のまま(Mac利用者に多い盲点)
ファイル形式が正しくても印刷できない場合、USBメモリ自体のフォーマット形式が原因のことがあります。とくにMacでフォーマットしたUSBは要注意です。
NG例
MacでフォーマットしたUSBメモリ(HFS+形式)をそのままセブン-イレブンのコピー機に挿入する。セブン-イレブンはNTFS・HFS+に非対応のため、USB自体が認識されない。
正しい対処
パソコンでUSBメモリを「exFAT」形式に再フォーマットしてから履歴書データを保存し直します。再フォーマットするとUSB内のデータはすべて消えるため、事前に別の場所へバックアップを取っておいてください。急いでいる場合は、NTFSに対応しているファミリーマート・ローソンの店舗を試すのも一つの方法です。
原因③:パスワード付きUSB・SSD/HDDは非対応
セキュリティ機能付きのパスワード付きUSBメモリや、USB接続タイプのSSD・HDDはコンビニのマルチコピー機では読み込めません。履歴書データは、パスワードなしの一般的なUSBメモリまたはSDカードに保存してから持参してください。
採用担当者はここを見ている
- 採用担当者はUSBで印刷したかアプリで印刷したかを一切気にしない
- 見ているのは、印刷トラブルで慌てた結果の折れ・汚れ・急いで印刷したがゆえの誤字脱字
- 提出期限の直前ではなく、余裕を持って印刷しておく人ほど書類の完成度が高い傾向にある
【比較】セブン・ローソン・ファミマのUSB対応の違い
同じUSB印刷でも、コンビニによって対応するファイル形式・フォーマット形式には差があります。出発前に確認しておくと二度手間になりません。
| セブン-イレブン | ローソン・ファミリーマート | |
|---|---|---|
| 対応ファイル形式 | PDF・JPEG・TIFF・XPS・DocuWorks | PDF・JPEG中心(機種により異なる) |
| Word・Excel | 非対応(PDF変換が必要) | 非対応(PDF変換が必要) |
| 対応フォーマット | FAT32・exFAT | FAT32・exFAT・NTFS |
| 非対応フォーマット | NTFS・HFS+ | HFS+ |
| パスワード付きUSB | 非対応 | 非対応 |
NTFSでフォーマットしたUSBがセブン-イレブンで読み込めなかった場合は、ローソンかファミリーマートで試すと解決することがあります。反対にMac標準のHFS+形式はどのチェーンでも非対応のため、事前にexFATへ変更しておくのが確実です。採用担当者は印刷方法そのものを確認しませんが、当日に対応店舗を探して回ることになると、提出前の最終確認に割ける時間が減ってしまいます。
USBで印刷する前に必ず確認したい3つの注意点
PDF形式に変換してからUSBに保存する
WordやExcelのファイルのままだと店頭で開けないだけでなく、仮に開けたとしてもフォントや余白がずれて印刷される可能性があります。自宅を出る前にPDFへ変換し、パソコン上でレイアウト崩れがないか一度プレビューで確認してから保存してください。
ファイル名は半角英数字にする
ファイル名に日本語や記号が含まれていると、機種によっては文字化けして表示されたり、ファイルそのものが認識されなかったりします。「rirekisho.pdf」のように半角英数字のシンプルなファイル名に変更しておくと、店頭での操作がスムーズです。
印刷後はUSBの取り忘れ・個人情報の管理に注意する
履歴書には氏名・住所・生年月日といった個人情報が含まれています。印刷後にUSBメモリを機器に挿したまま立ち去ってしまうと、次に使う人にデータを見られる恐れがあります。「メディアを取り出す」の操作を必ず行い、取り出し口にUSBが残っていないか目視で確認してから店舗を出てください。
採用担当者はここを見ている
- 印刷準備の丁寧さは、書類全体の完成度と連動していることが多い
- ファイル名や設定を事前に整えている人は、提出前の最終チェックにも時間を割けている
USB以外でコンビニ印刷する方法との違い
コンビニ印刷にはUSBのほかに、スマホの専用アプリを使う方法もあります。それぞれの向き・不向きを整理しておきます。
| USBメモリ | スマホアプリ(ネットプリント等) | |
|---|---|---|
| 事前準備 | USBメモリにデータを保存するだけ | アプリのインストールと会員登録が必要 |
| 店頭の操作 | USBを挿すだけ | 予約番号やQRコードの入力が必要 |
| 向いている人 | パソコンで作成しUSBを持っている人 | スマホだけで完結させたい人 |
スマホの専用アプリで印刷したい場合は、事前の登録手順やQRコードでの操作が中心になり、USB方式とは流れが異なります。

自宅のパソコンからA3サイズで印刷したい場合は、二つ折りの用紙設定を先に確認しておくと迷いません。

「コンビニで印刷した履歴書は選考で不利にならないか」と気になる場合は、以下もあわせて確認しておくと安心です。

職種別に整った様式で提出したい場合は、あらかじめテンプレートを用意しておくと印刷当日の作業が減ります。転職活動なら転職用の履歴書テンプレートを使うと、印刷サイズで迷うことがありません。
新卒で応募する場合は新卒用の履歴書テンプレートを利用してください。
アルバイト応募ならアルバイト用の履歴書テンプレートが使えます。
様式そのものに迷う場合は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートを選んでおけば様式面で指摘を受けることはありません。
まとめ
- USBメモリはコンビニのマルチコピー機に挿すだけで、履歴書をその場で印刷できる
- Word・Excelは直接印刷できないため、事前にPDFへ変換しておく
- 認識されない場合は、USBのフォーマット形式(NTFS・HFS+・exFAT)を確認する
- パスワード付きUSB・SSD/HDDは非対応。一般的なUSBメモリかSDカードを使う
- 印刷後はUSBの取り忘れがないか、取り出し口を目視で確認する
USB印刷は準備さえ整えば5分程度で完了します。出発前にファイル形式とフォーマットの2点を確認しておいてください。
履歴書のコンビニ印刷USBに関するよくある質問
- USBメモリさえあれば必ず印刷できますか?
-
USBメモリを持っているだけでは印刷できない場合があります。データがPDF・JPEGなど対応形式であること、USB自体がFAT32やexFATなど対応フォーマットであることの2条件を満たして初めて印刷できます。WordやExcelのまま、またはHFS+形式のUSBでは認識されません。
- Word・Excelファイルのままでも印刷できますか?
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コンビニのマルチコピー機はWord・Excelファイルを直接読み込めません。印刷前にPDFへ変換してからUSBメモリに保存してください。PDFに変換しておくとレイアウト崩れも防げます。
- 印刷後にUSBを忘れたらどうすればいいですか?
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すぐに気づいた場合は店舗のレジで確認してください。多くの機種では取り出し口にUSBが残ったままになっているため、レシートの時間を伝えるとスムーズです。個人情報を含むデータのため、気づいた時点で速やかに店舗へ連絡することが大切です。
- iPhoneでもUSBメモリは使えますか?
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iPhone単体でUSBメモリのデータを直接コンビニの機器に渡すことはできません。パソコンで作成した履歴書をUSBメモリに保存する方法が基本です。スマホだけで完結させたい場合は、専用アプリを使ったネットプリント方式のほうが向いています。

