履歴書の資格欄に日付欄がない場合は、資格名だけを記載すれば選考上の問題はありません。テンプレートによって資格欄の書式は異なるため、まずは手元の履歴書の形式を確認しましょう。この記事では、取得時期を補足したいときの書き方、資格が複数ある場合の並べ方、採用担当者が資格欄で実際に見ているポイントを解説します。
履歴書の資格欄に日付欄がない場合は資格名だけでOK
結論:欄がなければ資格名のみの記載で問題ない
資格欄に日付を書く欄自体が印刷されていない履歴書であれば、資格の正式名称だけを記入すれば十分です。無理に日付を書き足そうとしてスペースを詰めたり、欄外にはみ出して書いたりする必要はありません。様式に日付欄がないということは、その履歴書のフォーマット上、日付の記載が必須とされていないという意味だからです。
大切なのは、資格名を正式名称で正確に書くことと、複数の資格がある場合は取得順(古い順)に並べることです。日付の有無よりも、この2点が採用担当者の確認ポイントになります。
取得時期を補足したいときの括弧書きの書き方
応募先の求人で資格の取得時期を確認したい旨の指示がある場合や、直近で取得した資格の新しさをアピールしたい場合は、資格名の後ろに括弧書きで年月を添えることができます。この場合も、履歴書全体のフォーマットを崩さないことが前提です。
良い例文
普通自動車第一種運転免許(2023年4月取得)
日商簿記検定2級(2024年10月取得)
すべての資格に同じ表記形式で統一することで、読みやすく丁寧な印象になります。
NG例
普通自動車第一種運転免許 4月
日商簿記検定2級(去年の秋ごろ)
年が抜けている、あいまいな時期表現になっているのはNGです。年月が確認できない場合は、無理に書かず資格名のみにとどめましょう。
状況別の記載例
資格の状態によって、日付欄がない履歴書での書き方は少しずつ変わります。代表的な3つのケースを整理しました。
| 資格の状態 | 資格欄の書き方 |
|---|---|
| 取得済み(時期を伝えたい) | 資格名(20XX年X月取得) |
| 取得見込み・勉強中 | 資格名 取得見込み(20XX年X月受験予定) |
| 取得日が不明 | 資格名のみ(無理に日付を書かない) |
取得見込みの資格を書く場合も、日付欄がない様式なら資格名の後ろに括弧で受験予定時期を添えれば十分伝わります。転職用の履歴書テンプレートなど、資格欄のスペースが広めに取られた様式を使うと記入しやすくなります。
なぜ日付欄がなくても評価は下がらないのか|採用担当者はここを見ている
採用担当者が資格欄で確認しているのは、日付の有無そのものではありません。応募者が「その資格を実際に保有しているか」と「業務に活かせるスキルかどうか」です。日付欄がない様式を使ったからといって、書類選考でマイナス評価になることはほとんどありません。
採用担当者はここを見ている
- 資格名が正式名称で正確に書かれているか(略称でないか)
- 複数の資格がある場合、取得順(古い順)に並んでいるか
- 応募職種との関連性がある資格から優先的に記載されているか
むしろ評価を下げてしまうのは、日付欄がないことを理由に資格名そのものを省略してしまったり、順番をバラバラに書いてしまったりするケースです。
NG例
簿記2級
普免
TOEIC
略称のみ・取得順もバラバラな書き方です。「日商簿記検定2級」「普通自動車第一種運転免許」のように正式名称に直し、古い順に並べ替えましょう。
資格欄に日付欄がある履歴書との書き方の違い
履歴書のテンプレートには、資格欄に「取得年月」の列が印刷されているものと、資格名を書く欄しかないものの2種類があります。どちらを使っても選考上の有利不利はありませんが、記入時の考え方は少し異なります。
| 様式 | 資格欄の書き方 | 日付の記載 |
|---|---|---|
| 日付欄ありの様式 | 「取得年月」列に年月を記入 | 必須(証明書の年月をそのまま転記) |
| 日付欄なしの様式 | 資格名のみ、または資格名+括弧書き | 任意(無理に書かなくてよい) |
厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートやJIS規格に沿った履歴書テンプレートは資格欄に日付列があるタイプです。すでに手元にある履歴書に日付欄がない場合、これから別の様式に書き直す必要はなく、今の様式のまま資格名を記入すれば問題ありません。
新卒でこれから履歴書を用意する場合は新卒用の履歴書テンプレートのように資格欄が広めのものを選ぶと、取得時期も書き添えやすくなります。
資格の取得日がわからないときの調べ方
日付欄がない様式であれば無理に書く必要はありませんが、取得時期を書き添えたいのに正確な年月が分からないというケースもあります。その場合は、以下の方法で確認できます。
- 合格証書・資格証・免許証など、手元の書類を確認する
- 資格を発行している試験団体・機関に問い合わせる
- オンラインで合格者検索ができる資格は公式サイトで確認する
- 月まで分からなければ「年」のみで記載する
年も月も確認できない場合は、無理に推測で書かず資格名のみを記載し、面接で聞かれたときに「確認中です」と伝えれば問題ありません。取得日の調べ方や資格の種類別の書き方をさらに詳しく知りたい方は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

複数資格がある場合の資格欄の書き方・並べ方
資格が複数ある場合は、取得日が古い順(時系列順)に上から書くのが基本です。日付欄がない様式でも、この順番のルールは変わりません。
良い例文
普通自動車第一種運転免許
日商簿記検定3級
実用英語技能検定2級
取得した順に並んでいるため、採用担当者がキャリアの流れを把握しやすい記載です。
NG例
実用英語技能検定2級
普通自動車第一種運転免許
日商簿記検定3級
取得順がバラバラだと、資格を後から思いついた順に書いた印象を与えてしまいます。取得年が分かる資格から順に並べ替えましょう。
応募職種に直接関係のない資格まで無理に並べる必要はありません。何を書くべきか迷う場合の判断基準は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

書ける資格が1つもない場合は、資格欄を空欄のままにせず「特になし」と記載するのがマナーです。職歴欄や免許欄も含めた「なし」の書き方は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

まとめ
- 資格欄に日付欄がない履歴書は、資格名だけを記入すれば選考上の問題はない
- 取得時期を伝えたい場合は、資格名の後ろに括弧書きで年月を統一形式で添える
- 採用担当者は日付の有無より、正式名称と取得順の正確さを見ている
- 取得日が不明なときは推測で書かず、証明書の確認や試験団体への問い合わせで解決する
- 複数資格は取得順に並べ、資格が1つもなければ「特になし」と記入する
今の履歴書の様式を変える必要はありません。手元の書式に合わせて、正式名称と正しい順番で資格欄を仕上げましょう。
- 履歴書の資格欄に日付欄がない場合、空欄のままでもいいですか?
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資格欄自体を空欄にするのはNGです。日付欄がなくても資格名は必ず記入してください。書ける資格が1つもない場合は「特になし」と記載します。
- 日付欄がないのに手書きで無理やり日付を書き足しても大丈夫ですか?
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基本的にはおすすめしません。欄からはみ出して書くと見た目が乱れ、丁寧さに欠ける印象を与えることがあります。取得時期を伝えたい場合は、資格名の後ろに括弧書きで年月を添える方法を使いましょう。
- 資格欄に日付欄がある様式に書き直したほうが評価は上がりますか?
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書き直す必要はありません。採用担当者が確認しているのは資格の正式名称と取得順であり、様式に日付欄があるかどうかで評価が変わることはほとんどありません。
- 取得予定の資格も日付欄がない資格欄に書いていいですか?
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問題ありません。「資格名 取得見込み(20XX年X月受験予定)」のように括弧書きで受験予定時期を添えれば、意欲が伝わる記載になります。

