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福祉業界への転職・キャリアアップに向けた職務経歴書のテンプレートです。社会福祉施設・障害者支援施設・児童福祉施設・相談支援事業所など、勤務先の業態に関わらず、支援対象者数や相談件数などの業務内容と実績を整理し、採用担当者に伝わりやすくまとめることが重要です。
福祉業界の職務経歴書の書き方ポイント
福祉業界の職務経歴書は、以下の3項目で構成するのが基本です。生活支援員・相談支援専門員・児童指導員・ソーシャルワーカーなど職種が異なっても、項目の構造は共通です。
| 項目 | 文字数目安 | 記載するポイント |
|---|---|---|
| 職務要約 | 100〜150字 | 勤務年数・主な支援分野・得意領域と応募先で活かせる強みを一言でまとめる |
| 職務経歴 | 200〜400字/社 | 勤務先名・在籍期間・業務内容・実績を時系列で記載 |
| 自己PR | 150〜250字 | 福祉現場で培った強みと転職先での貢献意欲 |
職務要約の書き方と例文
職務要約は採用担当者が最初に読む箇所です。「どの業態で何年勤務し、どんな業務・実績があるか」を3文以内でまとめることを目指してください。自己PRとは別物であるため、職歴のサマリーに徹するのがポイントです。
良い例文
障害者支援施設にて6年間勤務し、知的障害・身体障害の利用者30名の生活支援・個別支援計画の作成を担当しました。多職種連携による支援体制の整備を推進し、退所後の地域移行率を前年比18%向上。相談支援事業所では計画相談支援(月15〜20件)を担当し、サービス等利用計画の作成件数を年間180件達成しました。地域福祉の充実に貢献したいと考え、貴法人への転職を希望しています。
NG例
福祉業界で6年間支援業務に携わってきました。勤務先の施設形態・支援対象者数・具体的な実績が一切見えず、採用担当者に「内容のない経歴」という印象を与えます。
職務経歴の書き方
職務経歴詳細には、勤務先名・在籍期間・業務内容・実績を記載します。福祉業界の場合は「支援対象者数・相談件数・個別支援計画作成数」など定量的な数値を明示すると、業務量とスキルレベルが採用担当者に伝わりやすくなります。
記入例(障害者支援施設・生活支援員)
| 在籍期間 | 20XX年4月〜20XX年6月(6年3ヶ月) |
| 会社・施設名 | 社会福祉法人○○会 障害者支援施設△△の家 |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 業務内容 |
・知的・身体障害の利用者30名の生活支援(1日平均15名担当) ・個別支援計画の作成・見直し・記録管理 ・日中活動プログラムの企画・実施(週3回) ・家族面談・多職種カンファレンス参加 |
| 実績・成果 |
・退所後の地域移行率を前年比18%向上 ・支援記録のデジタル化により、事務作業時間を週5時間削減 |
自己PRの書き方
自己PRは福祉現場で培ったスキルを、応募先でどう活かせるかに直結する形で書いてください。「頑張りました」という努力の表現より、「○○の結果、△△ができるようになりました」という成果ベースの表現が採用担当者に刺さります。また、転職理由や今後のキャリア志向を一文入れることで、真剣度が伝わります。
良い例文
6年間の障害者支援施設勤務を通じ、利用者さま一人ひとりの特性に合わせた個別支援のスキルを磨いてきました。相談支援事業所では計画相談支援を担当し、地域移行支援の経験も積みました。今後は地域福祉の拠点として、これまでの経験を活かしながら利用者さまとご家族を支えたいと考えています。
福祉業界の職務経歴書サンプル見本
職務経歴書
20××年×月×日現在
氏名:○○ ○○
■職務要約
障害者支援施設にて6年間勤務し、知的障害・身体障害の利用者30名の生活支援・個別支援計画の作成を担当しました。多職種連携による支援体制の整備を推進し、退所後の地域移行率を前年比18%向上。その後、相談支援事業所にて計画相談支援(月15〜20件)を担当し、サービス等利用計画の作成件数を年間180件達成しました。地域福祉の充実に貢献したいと考え、貴法人への転職を希望しています。
■活かせる経験・スキル
- ・障害者支援施設での生活支援・個別支援計画作成(利用者30名)
- ・計画相談支援・サービス等利用計画作成(月15〜20件)
- ・多職種カンファレンス・家族面談・関係機関連携
- ・日中活動プログラム企画・地域移行支援・記録管理
■職務経歴
| 20XX年4月~20XX年6月(6年3ヶ月) / 社会福祉法人○○会 障害者支援施設△△の家 | 勤務形態 | 役割 |
|---|---|---|
|
【勤務先】 社会福祉法人○○会 障害者支援施設△△の家(定員50名) 【雇用形態】 正社員 【業務内容】 ・知的・身体障害の利用者30名の生活支援(1日平均15名担当) ・個別支援計画の作成・見直し・記録管理 ・日中活動プログラムの企画・実施(週3回) ・家族面談・多職種カンファレンス参加 【実績・取り組み】 ・退所後の地域移行率を前年比18%向上 ・支援記録のデジタル化により、事務作業時間を週5時間削減 |
正社員 フルタイム (週5日) |
生活支援員 (ユニット リーダー) |
| 20XX年9月~20XX年8月(2年11ヶ月) / ○○相談支援センター | 勤務形態 | 役割 |
|---|---|---|
|
【勤務先】 ○○相談支援センター(計画相談支援事業所) 【雇用形態】 正社員 【業務内容】 ・計画相談支援(月15〜20件) ・サービス等利用計画の作成(年180件) ・モニタリング・利用者・家族への支援 ・関係機関(医療・行政・学校)との連携 【実績・取り組み】 ・利用者満足度調査95%以上を3年維持 ・アセスメントシート標準化により計画作成時間を20%短縮 |
正社員 フルタイム (週5日) |
相談支援 専門員 |
■保有スキル・資格
| 分類 | 内容 | 経験・習熟度 |
|---|---|---|
| 生活支援 | 障害者支援施設・個別支援計画 | 約6年の実務経験 |
| 相談支援 | 計画相談支援・サービス等利用計画 | 約3年の実務経験 |
| PCスキル | 障害者総合支援システム・Word・Excel | 日常業務で使用 |
・資格
- 社会福祉士 / 20XX年XX月取得
- 相談支援専門員 / 20XX年XX月取得
■自己PR
<利用者本位の支援と多職種連携への貢献>
6年間の障害者支援施設勤務を通じ、利用者さま一人ひとりの特性に合わせた個別支援のスキルを磨いてきました。多職種連携による支援体制の整備を推進し、地域移行率の向上に貢献しました。単に業務をこなすだけでなく、福祉の質向上に向けて継続的に改善提案する姿勢を身につけました。
<相談支援と地域福祉への貢献>
相談支援事業所では計画相談支援を担当し、サービス等利用計画の作成件数を年間180件達成しました。アセスメントシートの標準化により業務効率も改善。今後は地域福祉の拠点として、施設支援と相談支援双方の経験を活かしながら利用者さまとご家族を支えたいと考えています。
以上
福祉業界の職種・業態別職務経歴書記入例
福祉業界の職種や勤務先の施設形態によって、強調すべきポイントと採用担当者が確認するポイントは異なります。自分の経歴に近い例を参考にしてください。
障害者支援施設・生活支援員
採用担当者はここを見ている
- 支援対象者数・障害種別・1日の支援件数など、業務規模が具体的に書かれているか
- 個別支援計画の作成・見直し・多職種カンファレンス参加などの経験があるか
- 地域移行支援・プログラム企画など、組織への貢献や改善提案の実績が見えるか
記入例
在籍期間:20XX年4月〜20XX年6月(6年3ヶ月)
会社名:社会福祉法人○○会 障害者支援施設△△の家(定員50名)
業務内容:利用者30名の生活支援(1日平均15名担当)、個別支援計画作成、日中活動プログラム企画
実績:地域移行率18%向上/支援記録デジタル化により事務時間週5時間削減
相談支援事業所(相談支援専門員)
採用担当者はここを見ている
- 月あたりの相談件数・計画相談支援件数・モニタリング件数などの数値が具体的に書かれているか
- サービス等利用計画の作成・障害福祉サービス全般の知識があるか
- 関係機関との連携実績や、利用者の生活の質向上に直結する取り組みが見えるか
記入例
在籍期間:20XX年4月〜20XX年6月(5年0ヶ月)
会社名:○○相談支援センター
業務内容:計画相談支援(月15〜20件)、サービス等利用計画作成(年180件)、モニタリング・関係機関連携
実績:利用者満足度調査95%以上を3年維持/アセスメントシート標準化により計画作成時間20%短縮
児童福祉施設・児童指導員
採用担当者はここを見ている
- 担当児童数・年齢層・1日の支援内容など、担当範囲が具体的に書かれているか
- 個別支援計画・生活指導・学習支援など、児童福祉特有の業務経験があるか
- 保護者面談・学校連携・退所支援など、多機関連携の実績が見えるか
記入例
在籍期間:20XX年1月〜20XX年12月(4年0ヶ月)
会社名:社会福祉法人○○会 児童養護施設△△ホーム
業務内容:児童15名の生活指導・学習支援、個別支援計画作成、保護者・学校との連携
実績:進学率100%を2年連続達成/生活リズム改善プログラム導入により夜間トラブル40%減少
よくある質問
- 福祉業界の職務経歴書はA4何枚が適切ですか?
-
経験5〜10年程度までは1〜2枚にまとめるのが一般的です。職務要約・活かせるスキル・職務経歴・保有資格・自己PRをコンパクトに整理し、応募先に関連する経験を優先して記載してください。15年以上の経験がある場合は2〜3枚でも問題ありませんが、10年以上前の経歴は簡潔にまとめることを推奨します。
- 障害者支援と相談支援の両方の経験がある場合、すべて記載すべきですか?
-
すべてを書く必要はありません。応募先の業態に関連する経験を詳しく記載し、もう一方は職務要約や活かせるスキル欄で触れる程度にまとめる方法が効果的です。例えば相談支援事業所への応募であれば相談支援経験を詳述し、施設経験は「生活支援の現場経験あり」と補足する形がおすすめです。
- 社会福祉士や相談支援専門員はどこに書けばよいですか?
-
「保有スキル・資格」欄に記載するのが基本です。社会福祉士・相談支援専門員・精神保健福祉士などの資格は必ず記載し、取得年月とともに列挙してください。職務要約や自己PRにも、応募先に関連する資格があれば一言触れるとアピールになります。
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