バイト履歴書の交通機関欄は、実際に自宅から勤務先まで使う手段の正式名称を、そのまま書くのが正解です。電車なら路線名、自転車や徒歩ならその旨を記入すれば問題ありません。この記事では、手段別の書き方と例文に加え、書き方一つで交通費の支給額に影響することがある点や、採用担当者が見ているポイントまで具体的に解説します。
バイト履歴書の交通機関欄、結論はこう書く
結論:実際に使う手段の正式名称をそのまま書けばOK
交通機関欄には、面接に行くときや実際に働くときに使う予定の手段を、飾らずそのまま書きます。電車やバスであれば正式な路線名・会社名を、自転車や徒歩であればその言葉をそのまま記入するだけで十分です。
迷いやすいのは「自転車や徒歩は交通機関と呼べるのか」という点です。厳密には公共交通機関ではありませんが、欄の目的は「通勤手段を採用担当者に伝えること」なので、そのまま「自転車」「徒歩」と書いて問題ありません。
電車・バスを使う場合の書き方と例文
電車やバスを使う場合は、路線名まで正式名称で書きます。「電車」とだけ書くと、どの路線を使っているのかが伝わらず不親切な印象になります。
良い例文
JR山手線利用
西鉄バス利用
NG例
電車(路線名の記載がなく、どのルートで通勤するのか採用担当者に伝わらない)
自転車・徒歩の場合の書き方と例文
自転車や徒歩のみで通勤する場合も、空欄にせず必ず記入します。「なし(自転車)」のように丁寧に書いてもかまいませんが、シンプルに「自転車」「徒歩」と書くだけでも減点にはなりません。
良い例文
自転車
徒歩
NG例
空欄のまま提出(「記入漏れ」と受け取られる可能性がある)
複数の交通手段を使う場合の書き方
自転車で駅まで行き、そこから電車に乗るというように複数の手段を組み合わせる場合は、使う順番どおりに書き並べます。
良い例文
自転車・JR中央線利用
「交通機関欄」でつまずく人が多い理由
交通機関欄で失敗が起きやすいのは、「自転車や徒歩は交通機関ではない」という思い込みが原因です。この思い込みのせいで、空欄のまま提出したり、必要以上に凝った言い回しを考えてしまったりする人が少なくありません。
採用担当者にとって交通機関欄は、応募者の通勤手段そのものよりも「無理なく長く通えるか」を判断する材料です。飾らずに事実を書くことが、結果的にもっとも評価されやすい書き方になります。
採用担当者はここを見ている
- 通勤にかかる時間と手段が、無理のない範囲に収まっているか
- 雨や雪の日でも通勤を続けられそうか(自転車・徒歩通勤の場合)
- 複数の手段を使う場合、乗り継ぎが現実的なルートになっているか
自転車や徒歩で通勤する場合、面接では「雨の日はどうしますか」と聞かれることがあります。あらかじめ代替の交通手段を決めておくと、その場で慌てずに答えられます。
交通機関欄の書き方が交通費の支給額に影響することも
交通機関欄は単なる形式的な項目ではなく、交通費の支給額を決める根拠として扱われる場合があります。履歴書に書いたルートをもとに交通費が計算されるバイト先では、実際の通勤経路と違う内容を書いてしまうと、後から金額のずれが発覚してトラブルになることがあります。
実際のルートと違う書き方をするとどうなるか
例えば実際には自転車で通っているのに、見栄えを意識して電車の路線名を書いてしまうと、採用後の交通費申請時に矛盾が生じます。バイト先によっては、履歴書の記載内容と申請内容の食い違いを理由に、交通費の支給を保留されるケースもあります。
定期券がない学生アルバイトが気をつけたいこと
学生の場合、通学定期は持っていても通勤用の定期を持っていないケースがよくあります。この場合も、実際に使う予定のルートをそのまま書けば十分です。定期の有無を無理に記載する必要はありません。
学校からバイト先に直行することが多い学生は、自宅からの通勤時間だけでなく、アルバイト用の履歴書テンプレートの本人希望欄を使って、学校からの通勤時間も書き添えておくと丁寧です。
通勤時間欄との関係と書き方
交通機関欄と通勤時間欄はセットで記入する項目です。通勤時間は自宅の玄関からバイト先の入口までのドアtoドアで計算し、5分単位で丸めて記入します。
- 複数のルートがある場合は、最短ルートの所要時間を記入する
- 日によって手段が変わる場合も、もっとも利用頻度の高い手段を基準にする
- 引っ越し予定がある場合は、新居からの通勤時間を記入する
通勤時間の計算方法や本人希望欄の書き方は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

状況別の書き方チェックリスト
自分の通勤スタイルに近いものを表から探し、そのまま書き方の参考にしてください。
| 通勤スタイル | 交通機関欄の書き方 |
|---|---|
| 電車1本で通う | 路線名を正式名称で記入(例:東急田園都市線利用) |
| 電車とバスを乗り継ぐ | 使う順番どおりに路線名を並べる |
| 自転車のみ | 「自転車」とそのまま記入 |
| 徒歩のみ | 「徒歩」とそのまま記入 |
| 自家用車 | 「自家用車」と記入し、駐車場の有無は面接時に確認 |
| 学校からバイト先に直行 | 自宅からと学校からの両方の通勤時間を併記 |
電車を使う場合の路線名の書き方をより詳しく知りたい方は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

自家用車で通う場合の本人希望欄の書き方は、次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

まとめ
- 交通機関欄は、実際に使う手段の正式名称をそのまま書けばOK
- 自転車・徒歩も「交通機関ではない」と迷わず、そのまま記入する
- 実際のルートと違う書き方は、交通費の支給額に影響することがある
- 学生は自宅だけでなく学校からの通勤時間も併記すると丁寧
交通機関欄は飾る必要のない項目です。実際の通勤スタイルを正直に書くことが、採用担当者からの信頼にもつながります。
バイト履歴書の交通機関に関するよくある質問
- 交通機関欄を空欄のまま提出しても大丈夫ですか?
-
空欄のままにすると記入漏れと受け取られる可能性があります。徒歩や自転車のみで通勤する場合も、その旨をそのまま記入してください。
- 自転車は交通機関欄に書いてもいいのですか?
-
厳密には公共交通機関ではありませんが、通勤手段を伝える欄なので「自転車」とそのまま書いて問題ありません。より丁寧に書きたい場合は「なし(自転車)」としてもかまいません。
- 複数の交通手段を使う場合はどう書けばいいですか?
-
自宅からバイト先まで使う順番どおりに、手段を並べて記入します。例えば自転車で駅まで行き電車に乗る場合は「自転車・JR中央線利用」のように書きます。
- 実際の通勤ルートと違う内容を書くとどうなりますか?
-
交通費がルートに応じて計算されるバイト先では、履歴書の記載内容と実際の申請内容が食い違うと、支給額の調整や確認が必要になる場合があります。実際に使う予定のルートをそのまま書くことが大切です。
職歴なし・志望動機なしで応募する場合は、志望動機なしの履歴書テンプレートを使うと欄の埋め方に迷わずに済みます。
厚生労働省が推奨する様式で作成したい方は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートもあわせて活用してください。

