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履歴書・職務経歴書作成ツール:サクレキ

履歴書の中退の書き方|中途退学の記載例と理由の伝え方を徹底解説

履歴書の中退の書き方|中途退学の記載例と理由の伝え方を徹底解説

履歴書の中退は「中途退学」と書き、入学年月と退学年月を両方残すのが正しい記入です。入学だけ書いて退学を消すと空白期間になり、学歴詐称を疑われる恐れがあります。「中退」と略さず正式名称でそろえます。高校・専門・大学・短大の記載例、理由を書くかどうかの判断、最終学歴の扱い、面接での答え方まで、提出前に手が止まっている方向けに順に示します。

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目次

履歴書の中退の書き方と記載例(高校・専門・大学・短大)

結論:表記は中途退学、入学と退学を両方残す

会話では「中退」と言いますが、履歴書の学歴欄では中途退学と書きます。入学の行を残し、退学の行で学校名・学部学科までそろえるのが基本形です。高校でも専門学校でも大学でも短大でも、この型は変わりません。

  • 入学年月と退学年月を両方書く
  • 学校名・学部・学科は証明書と同じ正式名称にする
  • 欄内では「中退」と略さない
  • 理由は必須ではない。書くなら短い括弧にとどめる

転職活動で学歴欄の行数が足りないときは、転職用の履歴書テンプレートのように職歴欄が広い用紙を選ぶと、学歴を削らずに済みます。

高校中退の記載例

高校を途中で辞めた場合は、高等学校の入学と中途退学を続けて書きます。最終学歴は中学校卒業になります。高等学校卒業程度認定試験に合格している場合は、その合格年月を学歴欄の続きに残します。

良い例文

平成31年 3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
平成31年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
令和2年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 中途退学

NG例

平成31年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
令和2年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 中退

略称のまま出すと、証明書の文言とずれます。入学だけ残して退学行を消す書き方も避けてください。

採用担当者はここを見ている

  • 中学校卒業から高校入学までの年月がつながっているか
  • 退学後の空白を、職歴や資格で説明できるか
  • 高認合格があるなら、その一行があるか

専門学校中退の記載例

専門学校は学校名・学科名を証明書どおりに書きます。「専門」だけ、通称だけ、は避けます。中途退学した場合、専門士などの称号は付きません。最終学歴は、その前に卒業した学校です。

良い例文

令和2年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
令和2年 4月 〇〇専門学校 情報処理学科 入学
令和4年 3月 〇〇専門学校 情報処理学科 中途退学

NG例

令和2年 4月 〇〇専門 入学
令和4年 3月 同校 一身上の都合により退学

学校名の省略と、職歴用の退職理由を学歴に流用した書き方です。学歴欄では学校の正式名称と「中途退学」で足ります。

採用担当者はここを見ている

  • 学科名が募集職種と近いかどうかより、年月と名称が証明書と一致するか
  • 中退後にアルバイトや派遣があるなら、職歴欄で期間が埋まっているか

大学・短大中退の記載例

大学・短期大学は学部・学科まで書きます。学部を略す、キャンパス名だけにする、通称で書く、は証明書と食い違います。大学を辞めてその後に卒業した学校がなければ、最終学歴は高校卒業です。

良い書き方(大学の場合)

令和3年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
令和3年 4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
令和5年 3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 中途退学

良い書き方(短大の場合)

令和2年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
令和2年 4月 〇〇短期大学 現代ビジネス学科 入学
令和3年 9月 〇〇短期大学 現代ビジネス学科 中途退学

NG例

令和3年 4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
令和5年 3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業

卒業と書くと学歴詐称になります。在学期間だけ書いて退学を隠すのも同じです。

採用担当者はここを見ている

  • 大卒前提の募集に、最終学歴を大卒と書いていないか
  • 退学理由の長文より、年月と学校名の正確さ
  • 中退後に何をしていたかが職歴欄で分かるか

学校種別ごとの一文整理

学校学歴欄の書き方その後の卒業がなければ最終学歴
高校高等学校 入学/中途退学中学校卒業
専門学校専門学校 学科名まで 入学/中途退学高校卒業など、直前の卒業校
短大短期大学 学科名まで 入学/中途退学高校卒業
大学大学 学部学科まで 入学/中途退学高校卒業

西暦と和暦は履歴書全体でそろえます。入学だけ和暦、職歴だけ西暦、という混在は避けてください。退学の月は、学校が発行する退学許可や在籍期間の終了月に合わせます。記憶で「3月だったはず」と書くと、証明書の2月や9月とずれます。

在学中で中退予定のとき

まだ在籍していて、提出日時点では退学が終わっていない場合は、中途退学と先書きしません。入学行のあとに「在学中」と残し、退学が決まったあとの提出分から中途退学に切り替えます。卒業見込みとも書きません。卒業しない予定の在籍に、見込みは使えません。

良い書き方(提出時点で在学中)

令和3年 4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
現在 同大学 経済学部 経済学科 在学中

退学届を出したあとに日付が残るまでは、在学中のまま出す人が多いです。提出後に退学が確定したら、次の応募から中途退学へ直します。同じ企業へ再提出するときは、前回の「在学中」と矛盾しないよう、一言添える準備をします。

中退を書かないとどうなるか

入学の事実を消すと、高校卒業の翌月から次の職歴まで年数が空きます。採用担当者は、その空白を「何も書いていない期間」として見ます。在籍していた学校を隠すと、学歴詐称を疑われる材料になります。

  • 内定後に卒業証明書や成績証明書の提出を求められることがある
  • 年金・保険の加入記録や、以前の応募書類と年月が食い違うことがある
  • 空白の年数だけが目立ち、中途退学と書いた場合より印象が悪くなる

「書かなければ分からない」と考えて手が止まる人は多いですが、書類選考で見ているのは中退そのものより、年月のつながりです。厚生労働省の様式でも学歴欄のルールは同じで、厚生労働省の履歴書テンプレートを使う場合も、入学と中途退学の2行は残します。

隠したあとに起きやすい食い違い

入学行を消すと、次の確認でぶつかります。採用側がすべてを調べるわけではありませんが、提出を求められた書類と履歴書が1行でも違うと、中退そのものより先に「書いていない事実がある」側へ話が移ります。

  • 内定後の卒業証明書・成績証明書・在籍期間証明書
  • ハローワークや紹介会社に残した以前の職務経歴
  • 源泉徴収票や雇用保険の加入記録と、空白年の説明
  • 同じ企業グループへの再応募で、前回の学歴欄が残っている場合

中途退学と書いておけば、証明書は「入学した事実」と「卒業していない事実」の確認で終わります。書いていないと、空白の説明をその場で作ることになります。提出前に手が止まる理由の多くは、書き方ではなく「書いたあとの目」への恐れです。目が止まるのは中退の語より、年が飛ぶ学歴欄です。

採用担当者はここを見ている

  • 空白期間がある応募者には、在籍の有無を確認したくなる
  • 中途退学と書いてある書類のほうが、後から証明書を突き合わせやすい
  • 隠していた事実が面接や入社後に出ると、書き方の問題ではなく信頼の問題になる
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中退理由の書き分け

理由は学歴欄の必須項目ではありません。書かない選択が、いちばん無難なケースは多いです。書くなら退学年月の後ろに短い括弧を付け、一文で終わる長さにします。

書いてよい理由・書かないほうがよい理由

判断例扱い
短く事実だけ言える家庭の事情、経済的理由、進路変更括弧で添えてよい
長く説明が要る病気・ケガの詳細、人間関係の経緯学歴欄には書かず、面接で聞かれたら答える
印象が落ちやすい単位不足、出席不足、遊びすぎた学歴欄には書かない

良い例文

令和5年 3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 中途退学(進路変更のため)

NG例

令和5年 3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 中途退学(授業についていけず単位が足りなくなったため)

理由が長いほど、採用担当者の目は学歴欄のその一文に固定されます。経緯は面接用の言葉に残してください。

採用担当者はここを見ている

  • 理由の有無より、入学と退学の年月が正しいか
  • 括弧が長い応募者は、自己弁護が先に立っていないか
  • 理由を空欄にしていても、面接で一貫した説明ができるか

高校・専門・大学で理由の書き方を変える必要はありません。学校種が違っても、括弧は短く、事実だけ、が共通です。

中退した場合の最終学歴

最終学歴は、最後に卒業した学校です。在籍しただけでは最終学歴になりません。大学を辞めて、その後に別の学校を卒業していなければ、最終学歴は高校卒業です。

  • 大学中退のみ → 最終学歴は高校卒業
  • 短大中退のみ → 最終学歴は高校卒業
  • 専門学校中退のみ → 最終学歴は高校卒業(高校を卒業している場合)
  • 高校中退のみ → 最終学歴は中学校卒業

応募フォームのプルダウンで「大学中退」を選べる場合は、そこに合わせます。自由記述で最終学歴を書く欄があるときは「高等学校卒業」とし、学歴欄本体には大学の入学と中途退学を残します。大卒限定の求人に、最終学歴を大学と書いて出すのは避けてください。

良い例文

最終学歴:〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
学歴欄には、その下に大学の入学と中途退学を続ける。

NG例

最終学歴:〇〇大学 経済学部 経済学科 中退

中退は最終学歴の名称ではありません。最終学歴は卒業した学校、学歴欄で中途退学の事実を示す、と分けます。

採用担当者はここを見ている

  • 募集要項の学歴条件と、最終学歴の申告が一致しているか
  • 大学中退を「大卒」と読み替えようとしていないか
  • 高校中退の人が高認合格を「高校卒業」と書いていないか

高等学校卒業程度認定試験の合格は、大学受験資格としては高校卒業と同等に扱われます。それでも履歴書の最終学歴を「高校卒業」と置き換えるのは避け、中学校卒業のあとに合格の一行を置く書き方が安全です。

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面接で中退を聞かれたときの答え方

学歴欄に中途退学と書いてあれば、面接で理由を聞かれる前提で準備します。答えは短く、事実、その後に何をしたか、の順です。自己否定を長く続ける必要はありません。既卒や第二新卒で提出する場合は、新卒用の履歴書テンプレートでも学歴欄の表記は同じです。

答え方の型

  • いつ、どの学校を中途退学したかを一句で言う
  • 理由は一言。詳細は聞かれた分だけ足す
  • 退学後に取った行動(仕事、資格、学び直し)へ話を移す
  • 応募職種でどう活きるかを一文で締める

良い例文

令和5年3月に〇〇大学経済学部を中途退学しました。進路を実務に移したかったためです。退学後は営業事務として2年勤め、顧客対応と数字の管理を任されてきました。御社でも同じペースで数字を追う仕事をしたいと考えています。

NG例

大学が自分に合わず、人間関係もつらく、何をやっても続かない自分を変えたいと思い、今回応募しました。

理由の描写が長く、その後の行動が見えません。採用側が知りたいのは、辞め方の感情より、今の仕事の進め方です。

採用担当者はここを見ている

  • 履歴書の年月と、口頭の入学・退学時期が一致するか
  • 理由を聞かれたとき、他人や学校への不満だけで終わらないか
  • 中退後の仕事や学習に、再現できそうな習慣があるか

高校中退と大学中退で、面接の聞き方は少し違います。高校中退では「その後どう学んだか」、大学中退では「なぜ大卒コースを選ばなかったか」が続きやすいです。どちらも、学歴欄の一行を隠さず書いておけば、話の起点がそろいます。

学校種別で準備しておく一言

中退した学校続きやすい質問先に用意する一言
高校その後の学び方高認の有無、働いた期間、今の仕事の進め方
専門学校学科を選んだ理由と辞めた理由職種への関心は残っているか、別の現場でどう使ったか
短大・大学大卒条件の求人を避けた理由最終学歴は高校卒業であること、実務で補っている範囲

同じ中途退学でも、相手が知りたい続きは学校種で変わります。学歴欄は共通の「中途退学」で足り、面接用の言葉だけ学校種に合わせます。専門学校や高校だけの事情は、横断の書き方までをここに置き、学校種に特化した確認は関連記事側で補います。

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提出直前に見る4点

  • 入学行と退学行の学校名・学部学科が同一か
  • 欄内が中途退学で、中退や卒業になっていないか
  • 最終学歴の申告が、最後に卒業した学校になっているか
  • 理由の括弧が長い、または印象の悪い一文になっていないか

4点がそろっていれば、学歴欄で手が止まる理由は残っていません。中退の事実そのものを消す作業ではなく、年月と名称を証明書にそろえる作業です。提出用の用紙を印刷する前に、手元の在籍証明と並べて1回だけ突合します。証明が手元にないときは、学校へ在籍期間の確認を出してから記入します。

まとめ

  • 履歴書では「中退」ではなく「中途退学」と書く
  • 高校・専門・大学・短大とも、入学と退学の2行を残す
  • 入学を隠すと空白になり、学歴詐称を疑われる
  • 理由は任意。書くなら短い括弧、印象の悪い理由は書かない
  • 大学中退の最終学歴は、その後の卒業がなければ高校卒業
  • 面接では事実を短く言い、その後の行動へ移す

学歴欄で手が止まっているなら、まず入学と中途退学の2行だけ書いて提出できる形にしてください。

履歴書の中退の書き方に関するよくある質問

履歴書に中退と書いてよいですか?

欄内では中途退学と書きます。中退は会話や検索では通じますが、証明書の文言とそろえるなら中途退学です。

大学を中退したら最終学歴はどうなりますか?

その後に卒業した学校がなければ高校卒業です。学歴欄には大学の入学と中途退学を残し、最終学歴の申告だけ高校卒業にします。

中退理由は必ず書きますか?

必須ではありません。書くなら括弧で短い事実だけにします。単位不足や私生活の詳細など、印象が落ちやすい理由は学歴欄に書かず、面接で聞かれた範囲で答えます。

高校中退と大学中退で書き方は違いますか?

表記はどちらも中途退学です。違うのは最終学歴です。高校中退は中学校卒業、大学中退は高校卒業が基本です。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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